バグ大 反応集６

京極組 ページ15

*久我、海瀬、相良、一条、高砂




《久我》


「うぉっ！？ちょ、何て物持ってきてるんですか！」

「はい？勿論、虎徹君を助けるためでしょー？」


荒々しいにも程があります。これでは久我さんまで巻き込まれますよ

「ボサッとしてないで早く立つ！ほら！」

「……」

爆風に巻き込まれ、堪らず尻もちをついただけなのですが……
まさか自分のせいだとは微塵にも疑っていないようです



《海瀬》


「危ないから姉貴は使わないで下さいってあれ程
　言ったでしょう！！」

「だって！早く助けなきゃ危ないと思って……」


むしろAさんの放ったバズーカに巻き込まれる方が
危ないんですけどね

「……将ちゃんのバーカ。もう助けないんだから」

「いや、その……(何で俺が悪いみたいになってんだよ！)」

Aさんには頭が上がらない海瀬さんでした



《相良》


「……何してんすか姉貴」

「え？バズーカ放ったの」

「そんなのは分かってます」


危うく愛用武器まで壊れる所でした。相良さんは顔を
引き攣らせながらそう尋ねると……

「でも流石、相良君だねぇ。既の所で回避するなんて凄いよ」

「………」

このハチャメチャな状況を作った張本人に褒められるという
不思議な状況に相良さんは突っ込む気力が無くなったようです



《一条》


「俺を助ける為とはいえ、こんな危ない物を当然のように
　持ってくるのは止めろ」


常識人の一条さんは助けてくれた事に感謝しつつも
注意する事を忘れません

しかしAさんはそれが不服だったようで……

「だって！私一人じゃあの人数相手に出来ませんし……
　だったらこれを使うしかないじゃないですか！」

「別にバズーカ以外にも武器ならいくらでもあっただろう」

実は海瀬さんに指導を受けていた事が後に判明。一条さんは
何を教え込んでるんだと猛抗議したとか



《高砂》


「あら！Aったら大胆ね！」


高砂さんならきっとこの状況を楽しむでしょう。派手に
蹴散らされた外道達に爽やかな笑みを浮かべて……

「アンタ達！これで女は怖いって分かったでしょ？」

「そーですよー！私達は怖いんですよー！」

ナチュラルに自分を女性としてカウントしてくれたAさんには
感謝しつつ、いつか男として見て欲しい……なんて思っていたとか




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