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「別にそういう趣味があっても良いと思いますよ」
「だから！！趣味じゃねぇっつってんだろ！！」
俺は情報屋を通じてAと連絡を取り、こうして小綺麗な
カフェに呼び出した訳だが……
お礼を言う事は出来たものの、俺がそういう趣味はないという
誤解は未だに解けていない
「必死になって可愛いですね」
クソ……昨日は可愛いと思ったこの笑顔も今はただただムカつく。
俺にも男としてのプライドはあるんだよ！！
「この後、予定空いてるって言ってたよな」
「？」
「ちょっとついて来い」
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「……香月さんってやっぱりそっちの趣味が？」
「ここまでされてまだそんな事言うのかよ」
シーツに包まりながら潤んだ目で俺を見つめてくるAの方が
余程可愛いっての
いくら俺が男だと証明する為とはいえ、こんな手を使ったのには
多少は……罪悪感があったりする
「お前、嫌じゃなかったのか」
「何がですか？」
「こんな事されて嫌じゃないのかよって聞いてんだ。答えろ」
「……だって香月さん優しかったから、嫌じゃない」
そう言ってAはえへへ、なんて笑いやがる。クソ……可愛い
「だったら付き合えよ」
「え？」
「たった一回で関係を終わらせるつもりか？」
「そう言う友達になれって事ですか？」
これの何処が切れ者なんだ。とんだ天然女じゃねぇか
「俺と付き合うかどうか。ハッキリしろよ」
「えぇ……そんな急に」
「よし決めた。お前が頷くまで今日は帰さねぇからな」
この後、あの手この手で俺はようやくAから付き合うという
言葉を引き出す事が出来たのだった
「天羽組の香月……女嫌いで有名な男を落としたって事か」
「落としてないよ」
「でも付き合ってるんだろ？」
「そうだけどさ……何か可愛いって私が言い過ぎた事に
意地になってるだけな気がするんだよね」
「……」
「それにそういう趣味があるって事はライバルは女の子だけとは
限らないでしょ？厄介な人と関係持っちゃったなぁ……」
「………大変だな(その香月って男が)」
俺のそっちに関する誤解が解けるのはまだまだ先になりそうだ
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ゆず(プロフ) - 楓さん» お待たせしました！ (1月8日 0時) (
レス) id: 69150dbb82 (このIDを非表示/違反報告)
楓 - リクエストありがとうございました🙇♀️ (1月8日 0時) (レス) id: fa3afa321a (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - バイさん» いえいえ！本当なら年内に公開したかったのですが……遅れて申し訳ありません！ (1月4日 17時) (レス) id: 69150dbb82 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - みはるさん» そんなもったいないお言葉を！ありがとうございます☺️ (1月4日 17時) (レス) id: 69150dbb82 (このIDを非表示/違反報告)
バイ(プロフ) - リクエストありがとうございます！！やはりゆず様のお話どれも最高です…！ (1月4日 12時) (レス) id: 1753987474 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆず | 作成日時：2023年8月7日 17時
