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フカフカのベッド。倒れ込むようにAは横なり、浅い
息をしていた
「ん……迷惑かけてごめん」
「そんなん謝らんでええ。けどな……」
Aの顔の横に腕を下ろし、まるで覗き込むような
体制を取った
その顔に陰りがあるとは思っていないAはただジッと
その言葉の続きを待つ
「俺、こんな状況で黙ってられる程良い人やないで」
「はぁ……？何言っ」
その瞬間。まるで果実の様に赤く色づいた唇をそっと塞いだ
「玄弥さん……何して」
「ん……分かるやろ？」
「……っ」
その言葉でハッするも、遅かった
自分が女性として大人の男性に求められているという事実がむず痒い
少し前まで名前すら知らなかった相手に不覚にもときめいていると
気づかれたら……
「A。緊張しとるか？」
「え……」
「初々しくて可愛いわ。ほんまに」
軽いリップ音を立てて唇を離し、額をコツンと合わせる
「……俺に全部任せたらええ」
それでも恥ずかしがって返事すら忘れてるAに戸狩は
更に甘い言葉を囁く
「大丈夫や。心配せんでも優しくする」
大きな手のひらが頬を包み込み、再び唇が重なった
「げ、玄弥……さん」
「恥ずかしかったら頷くだけでも構わん」
ズルい。こんなの……頷く以外にありえない
「A……ええか？」
無意識にAはコクリ、と頷く
「止まらんくなっても許してくれ」
昏かった瞳がほんの少しだけ、鋭くなった
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「ん、声我慢すんな」
「……っ！」
自然と溢れる甘い声を出しているのが自分だと思うと凄く
恥ずかしくなった
手で口を抑えて何とか堪えようとしても絶え間なく与えられる
刺激がそれを許さない
「ほら、そんな悪いお手てはこうしようか」
まるで恋人の様にギュッと握られ、抑えるものがなくなった
Aの口からは再び声が零れ落ちる
「馬鹿……っ、優しくするって……言ったのに」
「Aが悪いんやで？こんな可愛いの見せるから……
俺だって止まらなくなるわ」
随分と時間が経っているような気がするのに未だに終わりが
見えない。既に恥ずかしさも限界に達していたAは戸狩に
もう無理、そう伝えるも……
「ここまで来てお預けなんて意地悪すぎるやろ……っ」
「んん……っ！」
Aのお願いが聞き入れられる事は無かった
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ゆず(プロフ) - ぷるんさん» 可能性大です！天王寺組に限らず他の組やヴィラン組シリーズも書きたいです！可哀想な陣内さん🤣 (1月25日 16時) (
レス) id: 69150dbb82 (このIDを非表示/違反報告)
ぷるん(プロフ) - ゆずさん» では惜しくも出番のなかった渋谷さんたちも、第二弾では登場の可能性あり…？！なのですね😳中でも今回はラストで一蹴された陣内さんのオチが好きでした！ (1月25日 10時) (レス) id: 0de05b8548 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - ぷるんさん» ありがとうございました！第二弾でもこんな感じの作品を公開して評判があれば長編へ昇格……と考えています☺️ (1月25日 10時) (レス) id: 69150dbb82 (このIDを非表示/違反報告)
ぷるん(プロフ) - 天王寺組姉さんの日常編、読んでいて楽しかったです！✨ (1月25日 10時) (レス) @page49 id: 0de05b8548 (このIDを非表示/違反報告)
ぷるん(プロフ) - ゆずさん» わお😳朗報です✨ (9月21日 0時) (レス) id: 0de05b8548 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆず | 作成日時：2023年6月3日 22時
