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『A＝シビュラと申します。前β国陸軍大尉、現在はコネシマ様の犬です。』
犬、という言葉にAはプライドをもう傷つけられなかった。
プライドを捨てて、会議室に来ていた。
「好事家やな、コネシマも。敵拾ってくるなんて。」
「グルッペンが呼び出したのは君の紹介か。俺はオスマン。よろしく......せんからな。」
オスマンと名乗る男の目は、先程と変わらず笑っているが、声は笑っていなかった。
ゾムは、空いてる席に座ると、Aの方を向いて、ニヤニヤ笑っている。
「お前やっぱおもろいなぁ。Aちゃん。」
その言葉に、返そうとしてAが口を開けたとき、タイミング悪く扉が開いた。
Aの目の前で、先程のゴムナイフが飛び、シャオロンの手中に収まる。
「廊下にゴムナイフなんか、落としてどないしたん？怖いでシャオちゃん。」
へらり、という言葉が似合う笑みを浮かべた男と、Aの目が合う。
「かわいいやん。これがシッマの言ってた噂の子？」
男は、鬱と名乗り、椅子に座った。
後ろにいる、ヘルメットの男と、瓶底眼鏡の男は、Aを一瞥して、総統席から一番遠いところに座る。
「幼女やないやん。」
「美魔女やないやん。」
「そんなわけ無いやん、何言うてんねん。」
どうやら自身は、コネシマの欲のために連れてこられたと思われている。
それにしても、二人の好みの癖が強い、とAは感じた。
これで席は約半分埋まった。
コネシマとグルッペンはまだ来ていない。
今度は実弾を飛ばされそうだ、と思いながらAはため息を付いた。
予定時刻まであと五分。
自身の余命はあと何分だか、と心中で笑いながらAは前を向いた。
ドアの開く音がした。
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2(プロフ) - 蠱毒さん» 大丈夫です！わざわざありがとうございます( . .)" (4月1日 23時) (
レス) id: 6ca65a7c69 (このIDを非表示/違反報告)
蠱毒(プロフ) - 2さん» ありがとうございます。そう言って、いただけて嬉しいです！こみゅーのメッセージの方にパスワードを送っても宜しいでしょうか？ (4月1日 9時) (レス) id: 8cf3c0ec6d (このIDを非表示/違反報告)
2(プロフ) - 面白くて続きが凄く気になるのですがパスワードが掛かってて続きを見れません💦良かったら教えてくれませんか？ (4月1日 2時) (レス) id: 6ca65a7c69 (このIDを非表示/違反報告)
くろねこ(プロフ) - とても面白かったです！続きが読みたいのですがパスワードが…教えて貰えないでしょうか、、 (1月11日 1時) (レス) @page50 id: f664205a1a (このIDを非表示/違反報告)
こがしアイス(プロフ) - インクさん» さあ、どうなるのでしょう。続編も是非、お楽しみください。 (2022年8月12日 23時) (レス) id: 8cf3c0ec6d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蠱毒 | 作者ホームページ：@kodomikodoku
作成日時：2022年8月7日 18時
