狐が45匹通りゃんせ ページ49
〜貴方side〜
音駒と吉根原の試合では、瞬さんがラストサーブ決めて勝った。ホント、瞬さんってもったいないよなぁ。
あんなに威力もスピードもあるのに、決められる確率が低いのはダメだ。
『厄介な体質』
これもそろそろ修正させないと。IHも春高も主将さんのサーブターンのときに点数相手に持っていかれるのはマズイ。ピンチサーバーも全部が全部使えないし、まず瞬さんが抜けるのは吉根原にとってイタイ。
『厄介な先輩』
どうするべきか……
黒尾「やっほー、Aくん」
『ん？』
声のした方を向くと、トサカさんとプリンくん。
『何の用ですかー？』
黒尾「いやぁ、自己紹介してなかったなと思ってね。俺は黒尾 鉄朗。こっちは孤爪 研磨だ」
ふーん。
『ありがとうございまーす。で、本当の用は？』
黒尾「…さっすが。ちょーっと聞きたいことがあってね〜」
研磨「…」
なにを聞いてくるつもり？
黒尾「吉根原の正セッターって、Aくん？」
『そうですよー。今は、腕がこんなんなので控えセッターに変わってもらってるんです』
黒尾「それだけ聞けたら良いわ。サンキュ」
『はぁ…』
トサカさんもとい黒尾さんは去っていった。残ったプリンくんもとい孤爪くんは何か言いたげ。
『…なぁに？』
優しく、女子に聞くように尋ねる。
研磨「え…と……その…ら、ラ◯ン交換、しよ？」
………え、なにこの可愛さ。そこらの女子より可愛いんだけど。
『良いよ良いよ』
そう言うと彼はパァァッとでも効果音がつきそうな顔をする。
研磨「ありがとう」
『うん』
彼の周りに花が舞っていると想像させてしまうほど、彼はるんるん気分で帰っていった。
その光景に驚いている音駒の人たち数名。
『やば、俺無気力系男子にハマりそう』
ヤバイんだけど。
そういや、烏野の無気力系男子を探してなかったな。なんて、少し後悔しながら京都へと帰った。
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茜沢(プロフ) - あーちゃんさん» 非公開になってました、すみません！ 教えてくださってありがとうございます。以後はこのようなことがないよう気をつけますね (2017年4月4日 0時) (
レス) id: f29b69fec7 (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん(プロフ) - ４５は無いんですか？ (2017年4月4日 0時) (レス) id: cbb696c236 (このIDを非表示/違反報告)
マカロン(プロフ) - 茜沢さん» 覚えておきます！(( 続き楽しみです☆ (2017年4月1日 23時) (レス) id: 888d95c9a2 (このIDを非表示/違反報告)
茜沢(プロフ) - マカロンさん» この世のものじゃない文字と思ってくれればおkですd(^_^o) (2017年3月29日 0時) (レス) id: f29b69fec7 (このIDを非表示/違反報告)
マカロン(プロフ) - 茜沢さん» ありがとうございます。未確認生物絵のような文字……ってどんな文字なんだ？← (2017年3月28日 14時) (レス) id: 888d95c9a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：茜沢 | 作成日時：2017年3月11日 21時
