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悟「めんどくせぇ、なんでガキなんか」
私たちは今神奈川県鎌倉市に任務としてきている
夜蛾先生に言われて渡狸家の調査に来たのだ
なんでも渡狸家で規格外の子供が生まれたらしい
生まれたまでは良かったのだがその子供を屋敷のどこかに幽閉し、更には存在までも消そうとしていると言うのだ。なので今回の任務は渡狸家の実態の調査と出来れば子供の身柄を確保することである
傑「ここ、だね」
地図に書いているとおりに駅からの道を歩いてくると30分ほどで家にたどり着いた
インターホンなどはなく大きなもんの隣に小さな扉があったのでノックをすると重たい扉がギギっと開く
使用人「……どら様ですか」
傑「夏油傑と言います。呪術高専から来ました」
使用人「あぁ、失礼致しました。お話は聞いております、どうぞこちらへ」
使用人の後ろを着いて歩くと古びた屋敷の中に案内された。屋敷の中に入ると当主と思われる女の人が出迎えてくれた
……今のところ変なところは見当たらないな
当主「ようこそお越しくださいました。五条悟様、夏油傑さん。」
傑「…お邪魔します。」
にっこりと胡散臭い笑みを浮かべて挨拶をすると胡散臭い笑みが帰ってくる。
隣で「傑だけさん笑さん……ククッ…さんww」なんていつまでもしょうもない事にツボっている悟の足を思いっきり踏んで黙らせておいた
悟「いってぇな!何すんだよ!」
傑「悟煩いよ」
そのまま靴を脱ぐと座敷に通され、お茶と茶菓子がでてきた
私の分の饅頭まで食べた悟は幾分か機嫌が治ったように見える
饅頭ひとつで機嫌が戻るなら安いものだ
当主「今日は私の娘を見に来てくださったとか」
傑「はい、今高専に入ったあと1級術師の見込みがある子供を訪問しているところなんです」
そうなんですね なんて嬉しそうに笑っている当主には申し訳ないがまるっきりの嘘である
正直いってここの娘は慣れて3級だろう
私の裾を引っ張る悟に耳を傾けると変わった呪力を感じる部屋があると耳打ちしてくる
暫くすると娘を呼んできますと席を外した隙を見てを見て悟が部屋を後にした
部屋の外にたっている召使いに手洗はどっちかと聞いていたので粗方道に迷ったふりでもして散策するつもりだろう
傑「上手くやれよ、悟」
それから携帯の着信音が再びなったのは30分ほどたった音だった
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M - 更新楽しみにしてます!! (2021年3月23日 14時) (レス) id: d804c6162d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雪見だいふく | 作成日時:2021年2月19日 1時