彼が箒から落ちたので受け止めてみた【$】 ページ4
※こちらはリクエストです(設定を少し改編しました)
飛行訓練をしていた彼が突風に吹かれバランスを崩し、宙へ投げ出されてしまいました。あなたは咄嗟に地面を蹴り、彼を横抱きにして受け止めます。
【フロイド・リーチ】
「……っは、あ……小エビちゃん!?」
彼は目を丸くして驚きました。
あなたが『私、結構身体が丈夫なんです。』と笑えば、彼はあり得ない、という表情を浮かべます。
「小エビちゃん、ちっさくて細いのにこんな力持ちとかあり得ねぇ……。どーなってんの?」
あなたが『生まれつきの丈夫さなのでなんとも……でも、身体が丈夫なお陰でフロイド先輩を助けれました。』と言えば、彼はあまり面白くないような顔をしました。
「えぇ〜、なんか複雑〜……助かったのは事実だけどさぁ。てか、いつまでこの状態?」
あなたは『あ、すみません!』と、横抱きにしていた彼をゆっくりと地面に下ろしました。
しかし、彼は地面に足をつけた瞬間身体の重心をぐらつかせました。
「うわっ!」
あなたは咄嗟に彼の腰に手を回して、身体を支えました。そして、『ほら、また助けれました。』と微笑みます。
彼は不機嫌そうに唇を尖らせ、眉をひそめます。
「ッ……フクザツ〜!」
彼の頬は赤くなっていました。
【ジェイド・リーチ】
「……Aさん……!?」
あなたは『大丈夫ですか?』と彼に問いかけました。
「え、えぇ……まぁ。」
彼はあり得ないといった視線であなたを見ました。
あなたは『驚きましたか?私結構身体が丈夫なんです。』と笑って言いました。
「まさかあなたがこんなに強い身体をお持ちとは……とても興味深いですね。」
彼はあなたの顔をじっと見つめます。
あなたは彼の顔を見つめ返し、『そういえば、ジェイド先輩を上から見るなんて新鮮ですね。位置がいつもと逆です。』と言いニコニコと笑えば、彼はふと視線を反らしました。
「……それはそうと、早く下ろして頂いても?」
あなたは『あ、すみません。』と言い、彼をゆっくり地面に下ろしました。
そして、彼はずっと高い視点から、あなたをじっと見つめました。
あなたが『どうしました?』と首をかしげれば、彼は意味深に笑います。
「いや、なんでもないですよ。」
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遊ちゃん_0q0(プロフ) - 久しぶりにツイステ作品漁ったらこの作品むちゃくちゃ面白いし文才天才すぎか....... (10月9日 7時) (レス) @page5 id: da0a08bcf3 (このIDを非表示/違反報告)
にっしー - リクエストよろしいでしょうか?「逆ナンされていたところを夢主ちゃんに助けられた」をハーツラビュルかディアソムニアでお願いします! (8月19日 15時) (レス) id: 7b1c85b495 (このIDを非表示/違反報告)
食パン(プロフ) - リクエストしたやつ書いてくれてありがとうございます!こういう強くてたくましい夢主好きなので嬉しかったです!これからもほどほどに頑張ってください! (8月14日 11時) (レス) id: 1be4b3aa35 (このIDを非表示/違反報告)
スピカブラック - キョキュウガタリナイさん» オクタで胆試ししたらで書いて欲しいです! (8月14日 8時) (レス) @page5 id: bd72033743 (このIDを非表示/違反報告)
食パン(プロフ) - キョキュウガタリナイさん» じゃあ不快にならない程度でリクエストです!「身体能力が高い夢主ちゃんが、合同で飛行術の授業中、空中で彼が誰かにぶつかり、落ちてきた彼をめっちゃ遠いところから走ってきて姫抱きで受け止めたら」をオクタヴィネルでお願いします! (8月13日 15時) (レス) @page1 id: 1be4b3aa35 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:キョウキュウガタリナイ | 作成日時:2023年8月13日 4時