NANIWA

道 枝 駿 佑《偏頭痛》 ページ2

高橋side

今日のみっちーは朝からしんどそうや
ずっとボーッとしてる

今日の天気は雨
みっちーさっきからダンスめっちゃ間違えてるし
よっぽどしんどいんやろか

俺はみっちーが偏頭痛持ちって事を知ってる
だから俺がみっちーの事守ってやらんと

振付師「ちょっと休憩〜」
全員「はい」

俺はすぐにみっちーの所に行った

高橋「みっちーしんどい？いける？」
道枝「あたまいたい」
高橋「偏頭痛やんな？」
道枝「うん。でも丈くん達に言わんといてな」
高橋「わかった。でもしんどなったら言いや」
道枝「うん」

振付師「はじめまーす」
全員「はいっ」
振付師「ﾜﾝﾂｰｽﾘｰﾌｫｰみっちー！遅れてる！」
道枝「ﾊｧす…すいません」

振付師「5分休憩！」
全員「はい！」

大吾くんが眉間にシワをよせて俺の方に来た

西畑「みっちー今日おかしない？」
高橋「はい…」
西畑「恭平なんか知ってるん？」

大吾くんなら別に言ってもいいかな

高橋「みっちーって…実は…」
西畑「うんうん」
高橋「ﾍﾝｽﾞ…」長尾「みっちー！？！？」

俺が喋った時と同時に長尾の声が聞こえた

長尾「みっちー大丈夫！？」
道枝「ちょっとめまいしただけ」

みっちー限界なんかな

俺はすぐにみっちーの所に駆けつけた

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