Hello家出役者【A3】

申し遅れました ページ5

綴「ええと…一体誰なんですか？」

『あ…申し遅れました！左京の弟の左京ひ〈バシッ〉っってぇ！』

左「息を吐くように嘘つくな」

本当兄さん俺の頭叩き過ぎでしょ！

左「五年前突然ここから出て行ったアホだ」

い「……え？どういう事ですか？」

『5年前までここの劇団員だったんですよ』

うっわみんなびっくりしてる…

シ「それもウソね」

『いやいやほんとだよこれは』

まさかそんなこと言われるとはw

『改めてまして
元MANKIカンパニー劇団員現在フリーター(仮)
陽澄Aと申します！以後お見知り置きを！とは言いません
ここら辺で失礼「させませんよ」…えっと誰でしたっけ？』

そういえばこの女の子誰だ？

『まさか幸夫さんのとこのいづみさんだったりw』

まさかありえないけどね

い「なんで分かったんですか？」

『…パードゥン？』

い「なんで分かったんですか？」

…え

年下かと思ってた

てか正直兄さんの彼女かと思ってたし

『じゃあ帰りま「だからさせませんってば」…なんですか』

せっかく逃げれると思ったのに

い「演劇経験者なんですよね」

『はいそうですけど』

い「フリーターなんですよね」

「そうで…まさか』

い「うちで働いて下さい！」

嘘だろ…え…

『もう…演劇に関わりたくないので』

左「嘘吐く時のクセが出てるぞ」

『兄さん黙って。とりあえず絶対入らないんで』

い「陽澄さんの部屋はこっちです」

『話聞け下さい』

そんなことを言いながらもついて行く俺は

案外嫌だと思ってないないのかもしれない

嫌…ではないですね→←どうやら知り合いらしいです

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