Hello家出役者【A3】

無意識のうち ページ26

『さっきの何ですか？』

寮への道を歩きながら俺は千景さんにそうきいた

千「なにってアドリブ設定だけど？その方が面白いでしょ？」

本当にそう思ってるのなら俺は気にしない

でもさっきの演技は面白いと思ってしたものには見えなかった

…いや違うな

(それは俺も…か)

あの設定は明らかに…

太「あ！A君！」

『あれ、もう帰ってきたんだ』

椋「はい 皆さんもどこかにいってたんですか？」

『ちょっと暇つぶしにストリートACTにね』

千「こいつがヒマヒマうるさかったからね」

『それは悪うございました〜
帰ったらみんなで何かお菓子でも作るか？
多分フルーツ缶とかもあったと思うし』

俺の言葉に小さい組が興味を示した

というか千景さん()以外はみんな

珍しく密さんも起きていた

これは腕がなるな…

材料は多分足りるだろう

ていうか明らか十座のスピードが速くなってる

…甘いものってマジで凄いな

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