story.50 ページ50
.
「ただいま」
「…お邪魔します」
「今日親遅いから、おいで」
引っ張られるがままスニョンの部屋へ着いてきた
椅子に腰掛けると目の前にはスニョン
同じ目線で近くにスニョンの顔
「で、返事は?」
「えっ、なんの?」
「ん?俺がAの事好きってことの返事
Aは、俺の事すき?」
正面から聞かれ恥ずかしくて顔を隠し
こくんと小さく頷いた
「…ふーん、俺はこんなに伝えてるのにAは頷くだけ?」
顔を見なくてもわかる
意地の悪い顔してるんだろうな今
「…ね?言ってよ」
「スニョンが、好きなの…」
「っ…はぁもう本当に今までどれだけアピールしたってお前は普通にしてて、俺がどれだけ我慢したと思ってるんだよ。
A、好き。今にも襲いそうなぐらいお前が好き」
この男は恥ずかしげもなくなんでこんなこと言えるんだ
暑くてたまらない
顔を隠す手にそっとスニョンの手が触れた
「…A、ごめんな今日は。後、これ」
すっと手のひらに置かれた
キーホルダー
「これ、」
「これからもずっとつけなきゃダメだろ。ほら」
「…ごめん、ありがとう」
一時の感情で投げ捨てたキーホルダー
また拾ってくれたんだ
「スニョンあのさ私、ウォヌに相談乗ってもらったんだ
それでスニョンの話も聞いてあげてって言われたけど、聞かないで勝手に決めつけて本当にごめん」
「へーさすがウォヌ。…」
何故か少し表情が濁ったスニョン
「ごめん、本当に」
「ん?それに関しては怒ってない。ただ嫉妬しただけウォヌに」
「えっなんで」
「するだろ。男女が2人で相談ってずっと嫉妬してんだよ」
口を尖らし拗ねるスニョン
可愛くて思わずあははっと笑った
そんな私を見てゆっくり抱きしめた
「なぁA
俺以外見ないで」
力無く言われた言葉
「…それは無理だけど、私が好きなのはスニョンだけだから
安心してっ」
すっと私から離れじっと細い目が私を捉えた
笑うともっと細くなる目
その目が本当に大好き
優しくて
強くて
「ねぇ、スニョン」
「ん?何」
「私の事これから守って…?」
「当たり前じゃん。お姫様」
額にチュッとキスをされた
こんなに幸せだなんて
ありがとうスニョン
.
.
「大好き!!」
────────────────
"끝"
終わり
ログインすれば
この作者の新作が読める(完全無料)
←story.49
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 927人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SEVENTEEN」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
iziu(プロフ) - 赤福食べたいさん» お返事遅くなってしまいすみません🙇♀️凄く嬉しいです！！結末を楽しみに待っていてください〜！！！ホランへఇ◝‿◜ఇ💕 (2022年12月2日 21時) (
レス) id: b3ecf2806f (このIDを非表示/違反報告)
赤福食べたい(プロフ) - すにょくんLoveの私からすると、最高のお話です！！キュンキュンしながら読んでます(*ˊᵕˋ*)੭ ੈ❤︎ どうかどうか幸せな結末を。。ホランへ〜🐯💗🫰🏻💗 (2022年9月1日 22時) (レス) @page15 id: ae3f32f87f (このIDを非表示/違反報告)
iziu(プロフ) - せりなさん» せりなさんありがとうございます✨すごく嬉しいです😊すごく励みになります!!更新頑張ります💪ホランへー!!🔥 (2022年8月18日 9時) (レス) id: d0f4eea6fa (このIDを非表示/違反報告)
せりな(プロフ) - これはもう既に最高ですね。神作なのがわかります。続きめっちゃ楽しみです!応援してます!頑張ってください!호랑해~🐯🫶 (2022年8月17日 23時) (レス) @page9 id: 638a987d7b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ijiu | 作成日時：2022年8月15日 23時
