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story.9 ページ9

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「…ん」



薄らと目を開けた



あれ、スニョンがいない


…ん?ちょっと待って



「…なんで私自分の部屋にいるの」



ガバッと起き上がると




頭が痛んだ



ん?そういえば



後ろを振り向き枕の上を見るとアイス枕が置いてあった



「お母さんか?」




けど、今日仕事だけど


抜けて来てくれたのかな


するとトントンと誰かが階段をあがってきた



そして扉が開いた




「お、起きた?」



「…スニョンなんでいるの?!」



そこにはスニョンがいた



えもう学校終わったの?



時計を見るとまだ、授業中の時間だけど



「俺じゃ嫌だった?」



「え?あ、違う!びっくりして。


学校は?」



「早退してきた



じゃなきゃ誰もお前の面倒見るやついないだろ」



「ここまでどうやって来たの?」



「先生が乗せてきてくれた」



「そっか、…ありがとねスニョン。



もう大丈夫だから帰っていいよ」




今日だけですごい面倒見てくれたから



疲れてるよね




早退までしてくれて、面倒見てくれなくたっていいのに



優しいな




「せっかく早退したんだしゆっくりしなよ」



ニコッと笑いスニョンを見た



「…なぁ」



「何?」



「この状況でなんとも思わねーの?」



「この状況?」




何も思わないけど何?



なんでそんな顔してるの?




「どうかしたの?」



「俺、お前の部屋にいるんだけど」



「だから?小さい時からよく来てたじゃん」



「…はぁっ」



「何そんなにため息ついてるの?なんかあった?」



「俺も____」



「ん、なんか言った?聞こえなかっ…ちょっとスニョン?!」





急にスニョンが



真剣な顔をして




「スニョン?!」



「もうちょっと意識してくれたっていいだろ」



「えっ、どういうこ…」




頬に触れる柔らかい感触



すぐ近くにスニョンの顔



待って頬にキスされた…?




「ちょっとスニョン何してるの?!」




ぐいっと引き離すと



苦い顔をした



グッと肩を掴まれた



「俺、男なんだけど」



「そ、んなの知ってるよ、どうしたの急に!」



「…はぁもういいや、しっかり休めよ。


なんかあったら呼んで。俺自分の部屋にいるから」



「あっ、うん。…ありがとう」



「じゃあな」



バタンとドアが閉まり階段を降りていく音が聞こえた




頬を触った




"男なんだけど"



この意味って



もしかして






____気があるって事?

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iziu(プロフ) - 赤福食べたいさん» お返事遅くなってしまいすみません🙇‍♀️凄く嬉しいです!!結末を楽しみに待っていてください〜!!!ホランへఇ◝‿◜ఇ💕 (2022年12月2日 21時) (レス) id: b3ecf2806f (このIDを非表示/違反報告)
赤福食べたい(プロフ) - すにょくんLoveの私からすると、最高のお話です!!キュンキュンしながら読んでます(*ˊᵕˋ*)੭ ੈ❤︎ どうかどうか幸せな結末を。。ホランへ〜🐯💗🫰🏻💗 (2022年9月1日 22時) (レス) @page15 id: ae3f32f87f (このIDを非表示/違反報告)
iziu(プロフ) - せりなさん» せりなさんありがとうございます✨すごく嬉しいです😊すごく励みになります!!更新頑張ります💪ホランへー!!🔥 (2022年8月18日 9時) (レス) id: d0f4eea6fa (このIDを非表示/違反報告)
せりな(プロフ) - これはもう既に最高ですね。神作なのがわかります。続きめっちゃ楽しみです!応援してます!頑張ってください!호랑해~🐯🫶 (2022年8月17日 23時) (レス) @page9 id: 638a987d7b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ijiu | 作成日時:2022年8月15日 23時

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