細い目。

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「おーい、話聞いてんの?」



「…はぁ」




うるさい教室


実行委員が前に立っても話を聞かない



気が重い



「裏方か接客か決めたいんだけど」



話聞いてくれないかないい加減


イライラする



「ねぇ、決めたいことあるから話聞いてくれないかな」



少し大きい声で言うと静かになった



"何キレてんの?"


"ダサすぎ"


"実行委員向いてないよね"



グチグチと聞こえる声



もう嫌になる



ぎゅっと手を握りしめた時



スニョンが私の手を握った



けど、みんなには見えてない



「あのさ、実行委員向いてないとか言うなら、

お前らが前立って仕切れば?

向いてないとかじゃなくてお前らが話聞いてないだけだろ。


こっちのせいにすんなよ」



「"はぁ?お前何キレてんの?」



ケタケタと笑う男子


すると急にガタッといい


ヨナが立ち上がった



YN「みんなもっとちゃんと話聞こう?


二人が頑張って楽しい文化祭にしようとしてくれてるから!ね?」



「"まぁ、そうだな、ごめん」



「ありがとなヨナ」



YN「ううん、二人が頑張ってるから!」



「ん、それじゃ裏方か接客か決めるぞ

接客がいいやつ____」




その後は、トントン拍子で決まっていった



スニョンは機嫌が良さそうだったけど



私は何故かモヤモヤが残った




.





.





「ここはこうやってやれば出来上がり。わかった?」



「"うん!!バッチリ!Aちゃん教えるの上手だね!」



「昨日頑張ったからかな」



女子と男子で裏方に回った人達に着付けを教えた



みんな覚えるのが早くて助かる



接客組は教室の飾りつけ



WN「A、ここってどうやんの?」



「あ、ここはこうやってこう」



WN「ん?もう1回やって」



「そっちからじゃ見づらいかもこっち来なよ」



すぐ横にウォヌの顔があった


けど、気にせずに着付けを教える



WN「ふーんわかったわ。ありがとう」



「いえいえ」



YN「Aちゃん!私にも教えて欲しいんだけど…」



「え、けどヨナちゃん接客だから覚える必要ないんじゃ」



YN「覚えてる人数は多い方がいいかなって」



「でも裏方の方が人数多いから大丈夫だよ」



YN「もし足りなくなったら言って?ヨナ頑張って覚えるから!」



「…うん、ありがとう」



「教えてあげればいいじゃん」



ヨナが居なくなったあとスニョンが来た


教えても良かった本当はね



ただ私が嫌だっただけ

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