第5話「太公望VS高友乾〜酒は飲めども飲まれるな!〜」その3 ページ23
高友乾(まずい!このままではマジで酔いつぶれる!!
……………仕方が無い)
武成王「む?」
太公望たちの戦いを見ていた武成王らは、急に酒の海が渦巻き始めたのに気づいた。
武成王「見ろ!水が引く!!」
岩山を飲み込んでいた水は、みるみる引いていく。
太公望の作戦が上手く行った証拠だ。
王魔「変な戦いだ………」
水がなくなり再び地面へと足をつけた2人は、顔を赤くしフラフラとしている。
高友乾「くっ…くそっ!」
太公望「かかかかか!なんだ酒を引いてしまったのか?飲みたりぬのーーー!!」
高友乾「なんて非常識な道士なんだ………。ある意味妲己よりも戦いにくい……」
王魔「………………」
Aたちと同様、離れた場所で2人を見ていた王魔は、無様な戦いぶりに眉根を寄せていた。
王魔「真面目にやれ高友乾!」
高友乾「うっ…うるさい!俺はちゃんと……」
王魔「『当初の目的』を忘れたのか高友乾。このまま太公望のペースに惑わされる様では聞仲様に顔向けできないぞ」
高友乾「っ!聞仲様!
…………わかった。真面目に戦おう!」
太公望「フフフフ…だがもうあれほどの水を出す力は残っておるまい。
あんな大がかりな技を何度も使えるのは申公豹ぐらいのものだ」
未だに顔を赤くしフラフラしている太公望は、余裕を見せている。
高友乾「フッ。四聖をなめるなよ!おまえなどこれで充分だ!」
高友乾がそう言うと、混元珠の周りに三日月状に水が集まり始めた。
太公望「水の鎌か。
ーーーではわしも、本気のまっこう勝負といこう!」
ーーー続く。
(作者)長く時間を空けてしまいすみませんでした………。
次は、なるべく早く終わるように努めます。
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信乃(プロフ) - 封神演義いいですよね!楊戩とかカッコいいし、天化もいい!更新ファイトデス (2017年5月21日 17時) (レス) id: 7cad6b70e5 (このIDを非表示/違反報告)
風蛍月(プロフ) - 真ちゃんなう!さん» コメありがとうございます! すみません、最近更新するの忘れてました← なるべく頑張ります! (2015年8月12日 15時) (レス) id: 4620f76b51 (このIDを非表示/違反報告)
真ちゃんなう!(プロフ) - この小説好きです!更新頑張ってください!! (2015年8月12日 14時) (レス) id: 883ad8778b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:風蛍月 | 作成日時:2014年7月28日 20時