検索窓
今日:8 hit、昨日:2 hit、合計:8,251 hit

第1話「旅立ち」その1 ページ3

崑崙山、九宮山・白鶴洞。


ーーー静かなる山の中、そこで、崑崙十二仙の一人、普賢真人の弟子、Aが師匠と愛する弟弟子のために、昼ごはんの準備をしていた。

メニューは、普賢と木吒があまり食べないため、簡単なおにぎりだ。

A「〜♪〜♪………よし、できた!普賢たんと木吒はーーーって、そう言えば二人ともでかけてるんだっけ。」

そばにいるのは、Aの乗り物でありペットであり友達でもある、霊獣の雲母だけだった。


今は、雲母はAの頭の上に器用に座り、Aの手からおにぎりが創作されていく行程を、ボンヤリと眺めている。


Aが探している二人はというと、普賢は元始天尊に呼び出され、木吒は自主練習に出かけていた。


ーーー実に自由すぎる師弟だ。


A「……んー。先に食べるのもあれだし、私も食前の運動でもしようかな?ね、雲母はどうする?」

Aの問いかけに対し、雲母は子狐形態のまま、小さな首を傾げた。

雲母「なんで、ご飯の前に運動するの?」

A「え?何でって、その方がお腹も空いて、ご飯がもっと美味しくなるでしよ?」

雲母「ふぇ〜。雲母そんなの知らなかった。」

A「これで、またひとつ学んだね、雲母。
………それじゃあ、お散歩にでも行こっか。」

雲母「うん!」

第1話「旅立ち」その2→←プロローグ



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (15 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
14人がお気に入り
設定タグ:封神演義 , ジャンプ , 天化
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

信乃(プロフ) - 封神演義いいですよね!楊戩とかカッコいいし、天化もいい!更新ファイトデス (2017年5月21日 17時) (レス) id: 7cad6b70e5 (このIDを非表示/違反報告)
風蛍月(プロフ) - 真ちゃんなう!さん» コメありがとうございます! すみません、最近更新するの忘れてました← なるべく頑張ります! (2015年8月12日 15時) (レス) id: 4620f76b51 (このIDを非表示/違反報告)
真ちゃんなう!(プロフ) - この小説好きです!更新頑張ってください!! (2015年8月12日 14時) (レス) id: 883ad8778b (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:風蛍月 | 作成日時:2014年7月28日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。