第一の怪 ページ3
「『花子さん、花子さん
いらっしゃいますか』」
「はぁい」
その声が聞こえたと同時にドアがゆっくり開いた
「何だ、気の所為」
開いたドアの先は何も無かった
『はぁ、怖かった』
「こっちだよ」
姉さんと私の後ろから急に声が聞こえた
「いやぁぁ!!」
『ひゃぁっ!』
姉さんが声の方を向いて
その体を押した
はずだった
でもその手は声の人の体を貫通した
「クッアハハハッアハハハッ」
『へっ?』
何故笑っているのか分からなくて呆然としていた
「大丈夫?」
急に話しかけられてびっくりした私達は壁へ飛ぶようにして移動した
透ける身体
昔の制服
人魂
『貴方は……』
「俺は怪異さ
学園七不思議が七番目
トイレの花子さん
初めまして」
198人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「地縛少年花子くん」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
螢(プロフ) - 今井 明希さん» 嬉しいお言葉…!ありがとうございます!! (2020年5月15日 0時) (レス) id: 44780569a7 (このIDを非表示/違反報告)
今井 明希(プロフ) - 新しいお話も読みます!頑張ってください!! (2020年5月14日 22時) (レス) id: d714c1a6ae (このIDを非表示/違反報告)
螢(プロフ) - 若葉さん» 面白かったと言って貰えて嬉しいです!!若葉さん!友達になりましょう是非!!!!!!(?) (2020年3月9日 18時) (レス) id: 44780569a7 (このIDを非表示/違反報告)
若葉 - 僕はボッチだ(泣) (2020年3月8日 18時) (レス) id: 4dface175c (このIDを非表示/違反報告)
若葉 - 面白かったです!そして、あなたはボッチですか??(唐突) (2020年3月8日 18時) (レス) id: 4dface175c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:螢 | 作成日時:2020年1月17日 17時