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．
藤「 ずっと秒針見てるけど、遂に�陲舛磴麁�おかしなったんか？」
中「 頭はずっとおかしいやろ 」
あと60秒…
9時59分10秒
重「 �陲舛磴鵝��陲舛磧爾鵑叩�！！ 」
小「 今話しかけても無駄やで、�陲舛磴鵑寮錣い�10時になる1分前から始まってるから 」
藤「 戦い？ 」
30秒…
中「 何と戦うねん、意味わからん 」
小「 時間と戦ってんねんて、あ、もうちょいで起動するから 」
望がニヤニヤしながらこちらを見る。
10
9
8
7
6
5
4
3
2
1
小「 来るで、」
0っ
Prrrrrr.... Prrrrrr....
まだか… まだか…
がちゃっと、電話が繋がる音が異様に頭に響く。
それと同時に自分の胸もドキンと波打ち始めた。
『 こんにちはっ、マルちゃんカフェです 』
今日も、今日も聞けたっ
よっしゃあ…
�陝� いつものホットコーヒー7つお願いします 」
『 ホットコーヒー7つですね〜 』
お姉さんは丁寧な対応をしてくれるけど、
開店して間もないのに既に忙しそうな声が
聞こえてくる。
それなのに毎回毎回電話を取ってもらって
配達までしてもらってるなんて、
なんか…申し訳ないな、
…そうかっ、俺が行けばいいんや
そういえばまだお店に行ったことないしな
配達の風雅くんには会えるけど、実際に顔出したことはなかったな。
え、俺失礼なことしてるんちゃうっ！？
�陝� あのっ、今度お店に… 」
そこまで声に出したのに、緊張してその先が言われへん。
もしもし？っと可愛らしい声が聞こえてきて、
ぎゅっと携帯を握りしめる。
�陝� 今度お店に遊びに行ってもいいですかっ、？ 」
お姉さんはえっ、と小さな声を漏らしたあと
ふふふっ、と笑ってからこう言った。
『 もちろんっ、いつでもお待ちしてますね
許可なんか取らなくても全然遊びに来てくださいっ 』
あ、そうやんな。
俺何言うてんねやろ…
藤「 え、珈琲注文するだけであんなに集中するん？ 」
中「 もっと集中することあるやろ 」
と淳太が笑う。
勢いに任せて遊びに行くとか言うてもうたけど
それって実際に会うって言うことやんな。
待って、やばいかも。
緊張する。いつにしよ、いつ行こう。
ああっ、1日頑張ろうっ！
．
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作者名：花音 | 作成日時：2021年6月6日 15時
