番外編 −舞台裏− ページ25
貴) 俺は、ここでお前等五人のサポートをする松原Aだ。よろしくな！
龍馬) 知ってるぜよ
高杉) 知ってるぞ
桂) 知ってます
総司) 知ってるよ
土方) ……知っている
わざわざずらして言うなよ！それと土方は空気読んで言うなよ！そこは突っ込んでくれ‼︎俺が可哀想な人みてぇじゃねぇか！
総司) いきなりどうしたの？改めて自己紹介なんて…。
貴) あ、いや…その、だな。
俺はお前等をサポートする事しか出来ねぇから…その…。
言葉が思いつかず、あの・その・えーっと…ととりあえず言葉を繋ごうと努力するが、高杉にちゃっちゃとしろと言われたので恥ずかしかったが、本心を言うことにした。
貴) 忘れて欲しくなかったんだよ。俺のこと。
そう言うと龍馬たちは顔を見合わせて、笑った。そして髪をくしゃくしゃにするかのように頭を一斉に撫で回して来た。
貴) な、なにするんだよ‼︎
手を振りほどいてぐしゃぐしゃになった髪を粗方直してから龍馬たちを睨んだ。
桂) Aさんがドリンクやらタオルやら用意してくれるから私達は安心して演奏が出来るんです。
高杉) お前の耳のおかげで毎回良い音で演奏出来るんだぜ。
土方) Aの的確な指示で裏が動いている為に、俺たちは思い切り雷舞を楽しむことができる。
総司) 土方さんの言う通り。Aが頑張ってるから僕らも頑張れるんだよ。まぁ、当たり前だけd…イタッ！
総司は土方に頭を殴られた。すまないと謝る土方に慣れたと返した。
龍馬) それに雷舞が始まる前に、いつも言ってくれる言葉を聞くと安心して楽しめるんじゃ！じゃから…！
5人) 忘れるわけない
その言葉が嬉しくて仕方なかった。忘れていたら殴れと龍馬が言うと他の４人の顔が引きつったように見えた。
貴) あははっ！そんな事しねぇから安心しろ！おっと、もうすぐ時間だ。じゃあ、お前等‼︎
裏のことは全部俺に任せて、思いっきり楽しんで来い‼︎
龍馬) おう！気合入れて行くぜよ‼︎
龍馬の返事を聞いてから舞台に出て行く龍馬達から外れて、総司が俺の元まで寄ってくる。
貴) どうした…っ⁉︎
総司は俺の唇にキスを落とした。
総司) さすがの僕でも、今回は緊張しちゃうかも…。
だからキスする奴がどこにいるんだ。そう言うと「ここにいる」と言ってから遅れて舞台へと上がって行った。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 40人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
♪エリン♪(プロフ) - おばけの正体、おもろいわ。あの人が歌ったらおばけと思われても仕方ない気がするwwwww (2015年5月29日 21時) (
レス) id: f865a6098a (このIDを非表示/違反報告)
♪エリン♪(プロフ) - この作品、ほんま おもろいわ！ウチ、幕末Rock大好きなんや！これ、終わってなければ更新お願いします！あー、ほんまおもろいわ。 (2015年5月29日 21時) (レス) id: f865a6098a (このIDを非表示/違反報告)
桃225 - 久々に更新されていたので、見ました！やっぱりとってもおもしろかったです！！ (2014年12月7日 20時) (レス) id: 0c6d54d62e (このIDを非表示/違反報告)
東雲大我(プロフ) - 桃225さん» とりあえず、細長いものと考えてたら出てきました(笑) (2014年11月12日 20時) (レス) id: 8306ee9666 (このIDを非表示/違反報告)
桃225 - ポッキーの代用品あったんですね！ (2014年11月12日 19時) (レス) id: 0c6d54d62e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：東雲大我 | 作成日時：2014年10月26日 23時
