第122話 劣勢組 ページ45
高杉) 幕府がRockをプロデュースだと?
信じられないな。もしかしたら罠かもしれねぇ…。
−数日後−
龍馬) ロックケープ屋ってなんじゃ?
桂) 岩崎屋。ということでしょう。
総司) 清々しいほどに成金屋敷だね。
ここにいつも弥太郎が居んのかよ…。なんか嫌なんだが…。ため息をつくと、その屋敷の前にかなり長い籠が来た。それに乗っているのはもちろん…
弥太郎) みんなーお待たぜよ〜♪
これが幼馴染かと思うと本当にショックだ。あー、今すぐここから逃げたしたい。こんな目がチカチカするような屋敷を建ててんじゃねぇよ
土方) 元禄(バブル)かよ!
貴) 土方さんが突っ込んだ‼︎
桂) そこですか…?
とりあえず中に入る。1階は茶屋、2階は龍馬達の音楽詰所、3階はバンドの研究所…そして、屋上からは目の前に大文字焼きが見える。
全てを見まわると弥太郎の部屋に案内され椅子に座る。すごいだろうと聞いてくるが、別にそこまで驚きもしなかった。
すると綺麗な女性が現れる。彼女は弥太郎の秘書らしい。彼女は手帳を開いた。
秘書) そろそろきょくのぴーさまとおんぎーでぽんすっをたべながらぶーらいのちーうーです。
龍馬はちんぷんかんぷんになりながらも、何とか言うが言えてない。まあ、日本語に直すと…
土方/貴) テレビ局のプロデューサーと祇園ですっぽんを食べて、雷舞の打ち合わせと言っているんだ/だとよ。
高杉はこれが目指しているRockなのかと疑問をぶつけるが、幕府に認められたことは凄いことだと弥太郎が言う。そして瓦版を手に取り、知っているか?と聞いて桂に渡した。
内容は、新選組が幕府の最高愛獲(トップアイドル)から転落して劣勢組と呼ばれている。というものだった。
土方) あの時、俺達が奴等の泰平化を解いた結果、井伊の言いなりにならなくなった。それで疎まれ、中途半端な位置付けで苦しんでいる。何とかしてやりたいが、今の状態では…。
桂) やはり、井伊に対抗する為にも私達がこのまま歌い続ける事が、今大切なんですね。
その発言に高杉は不満そうな顔をしていた。今回に関しては、俺もなにか間違っているのではないかと思っていた。
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(*^^*) - とても面白いです!やっとくっついてくれましたね♪次も楽しみにしてます (2014年9月3日 20時) (レス) id: 29fcbc05a1 (このIDを非表示/違反報告)
東雲大我(プロフ) - emiliaさん» そうですね…。今、話を考えていたりするんですけど、とにかく振りまわされますよ^ ^ 楽しみにしててくださいね。コメントありがとうございます。 (2014年9月2日 21時) (レス) id: c5646e003c (このIDを非表示/違反報告)
emilia(プロフ) - やっとくっつきましたね♪続きが気になります、これからも更新頑張ってください!楽しみに待っています!!!(*≧∀≦*) (2014年9月2日 7時) (レス) id: 3ae1f74151 (このIDを非表示/違反報告)
東雲大我(プロフ) - 自由さん» マ、マジですか…!感謝するのはこちらの方です。何度も読み返してくれるのはとても嬉しいです。ありがとうございます!!もっと幕末Rockが好きになるように頑張ります!!! (2014年8月31日 19時) (レス) id: e055650e7e (このIDを非表示/違反報告)
自由 - ありがとうございます! 貴女の小説のおかげで、幕末ROCKがもっと好きになりました!!感謝してもしきれないです!とても面白い作品で、暇があれば何度も読み返しちゃいます!!続き楽しみにしています、更新がんばってください!! (2014年8月31日 17時) (レス) id: 933404ffa7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:東雲大我 | 作成日時:2014年8月23日 7時