第105話 単刀直入 ページ27
お登勢) Aちゃん、ちょっといいかしら?
土方と沖田が帰った後、2人の使ったテーブルを拭いているとお登勢さんが俺を呼んだ。
貴) なんですか?お登勢さん
今、ココには俺とお登勢さんだけ。龍馬は薪割って、高杉は奥の部屋に居て、桂は本を干すためにココを離れていて、お龍さん達はその桂に頼まれたピッツァを持って出前に行っているんだよな。
お登勢) Aちゃん、単刀直入に言うけど………沖田さんの事が好きなのねっ♥︎
お登勢さんから出た言葉は耳を疑うものだった
てか、それ言う為に俺呼んだのか⁈お登勢さんは俺の答えを待っている。その期待の眼差しはなんですか…。
貴) そんなわけないじゃないですか〜っ俺が沖田のことが好き?なんの冗談ですかー
笑いながらそう言うとお登勢さんの顔が怖くなった。冗談ではないらしい。でも、俺が沖田のこと好きとか思ったのだろう。別に特別沖田が喜ぶこともしてないし(てか、したくもねぇ)…
貴) どこを見てそう思ったんですか?
お登勢) アタシが沖田さんの名前出した時あったでしょ?お化粧なおしの時よ。その時にすっごく赤かったわよ?顔と、耳がね。
龍ちゃんの関係探るために名前出しても笑って違いますって言ったんだけど、沖田さんの名前出した途端に真っ赤になってたわ。
うっ…かなり明確な証拠だ。否定が出来ない。俺が黙るとお登勢さんは胸を張る。なんか負けた気分だな…。
貴) で、それ言うために俺を呼んだんですか?
お登勢) ふっふっふ…これからAちゃんは可愛くなるのよっ
は?はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ⁉︎⁉︎
どうしてそうなんだよぉぉぉぉ‼︎‼︎
そして俺はマツになったままお登勢さんにつられて買い物をすることになってしまった。
お登勢) 今日は臨時休業よぉ〜っ‼︎龍ちゃん達も連れて荷物持ってもらうわよ。
に、荷物持ちか…あとで3人になんか奢ろ。
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(*^^*) - とても面白いです!やっとくっついてくれましたね♪次も楽しみにしてます (2014年9月3日 20時) (レス) id: 29fcbc05a1 (このIDを非表示/違反報告)
東雲大我(プロフ) - emiliaさん» そうですね…。今、話を考えていたりするんですけど、とにかく振りまわされますよ^ ^ 楽しみにしててくださいね。コメントありがとうございます。 (2014年9月2日 21時) (レス) id: c5646e003c (このIDを非表示/違反報告)
emilia(プロフ) - やっとくっつきましたね♪続きが気になります、これからも更新頑張ってください!楽しみに待っています!!!(*≧∀≦*) (2014年9月2日 7時) (レス) id: 3ae1f74151 (このIDを非表示/違反報告)
東雲大我(プロフ) - 自由さん» マ、マジですか…!感謝するのはこちらの方です。何度も読み返してくれるのはとても嬉しいです。ありがとうございます!!もっと幕末Rockが好きになるように頑張ります!!! (2014年8月31日 19時) (レス) id: e055650e7e (このIDを非表示/違反報告)
自由 - ありがとうございます! 貴女の小説のおかげで、幕末ROCKがもっと好きになりました!!感謝してもしきれないです!とても面白い作品で、暇があれば何度も読み返しちゃいます!!続き楽しみにしています、更新がんばってください!! (2014年8月31日 17時) (レス) id: 933404ffa7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:東雲大我 | 作成日時:2014年8月23日 7時