第45話 ガキ ページ47
龍馬) シンディー!大丈夫か?
桂) 晋作!よかった…
高杉) 俺は、何故寝ているんだ?
高杉が目を覚ました。
理由は沖田の歌と踊り、実際俺もあと少しで高杉と同じような状態だった。
桂) あの舞を見た途端、私たちはまるで術をかけられたように力が抜けてしまったんです。
晋作は私たちよりかかりやすかったんですね。
高杉は否定し、腹が減ったと言い訳を言った。
でも、あの舞はなんだったんだ…?
すると、桂が本を取り出した。
桂) 古い文献によれば、あれはおそらくフェニックス・ダンスです。
全員−桂) フェニックス・ダンス⁈
桂) 見た人をトランス状態にするという不思議な力があるらしいんです。
トランスの意味がよくわからない高杉は、桂に問う。
桂) 幻覚や催眠作用を生じさせるということです。古来よりこの舞をマスターできる者はほとんどおらず、幻の術、と書かれています。
幻の術、か…。でもなんで沖田がそんな術を?
桂曰く、あの井伊の奴が泰平化をするためにトランス化をさせた民を支配しやすくし、それを江戸・京…全国へと広げるような事だ。
⁇) そういえば、明日は沖田総司のソロ雷舞の日だよ。
龍馬) 違いのわかる美少年!
宿も同じじゃったんかー!
美少年) Rockファンだからね。
それより、雷舞は彦根城でやるみたい。
その美少年は俺を見ると別れを告げて去った。
明日は雷舞参加はしないから、龍馬と居よう。
っと、その前に…。
高杉!さっきは悪かった。
彼処で俺が沖田を止めておけば…こんな事にはならなかったんだ、俺のせいで…。
土下座をして謝る。怒られることや、嫌われる事を考えながら謝る。
だが、高杉が頭あげろと言うのであげると
額にパチンと音が鳴る。デコピンをされたのだ
高杉) お前の所為じゃねぇよ…。
フッと高杉が笑い俺の頭をわしゃわしゃと撫でる。まだまだ、ガキだなと言われた。
その言葉にカチンときた俺は自分でも、ガキなんだな…なんて思った。
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東雲大我(プロフ) - 優トさん» 今頃返信するのもアレですがありがとうございます!応援ありがとうございます。ですが、アニメが終わったらこの話も終わってしまいます…。最後まで読んでくださいお願いします!返事が遅くなってしまい申し訳ありませんでした。 (2014年9月14日 23時) (レス) id: 4afe591b64 (このIDを非表示/違反報告)
優ト - 初めまして、です、、えっと、、神です。すっっっっごく面白いです。ぜひ、応援させてください。 (2014年8月27日 21時) (レス) id: 3b32eddb2e (このIDを非表示/違反報告)
ペンペン - 幕末Rockの夢小説、すごく面白いです。はやく、主人公に心を開いた沖田さんをみてみたいです!ほかのキャラとのからみも楽しみにしています。これからの更新、楽しみにしています!! (2014年8月8日 23時) (レス) id: d79f674a7e (このIDを非表示/違反報告)
紫音遥果(プロフ) - 設定画、カッコいいです! (2014年8月1日 17時) (レス) id: 0a87cf9cb0 (このIDを非表示/違反報告)
ケチャラ13 - 桂小太郎・・・もしかして、銀魂お好きなんですか? (2014年7月31日 11時) (レス) id: 0616e3ab83 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:東雲大我 | 作成日時:2014年7月29日 10時