アイツら…面白ェ… −幕末Rock−

第40話 つまらない ページ42

近藤) 雷舞はどうだった？

貴) つまらないです。

土方) ストレートだな。

どこがダメなのかを聞かれ、それに答える。
まずは、俺が天歌が嫌いなところは無しとして
歌の歌詞が気に入らない。が大きい

貴) 宗教の歌にしか聞こえない。と言えばいいのでしょうか。例えば、サビの前で”誠”を三回いうじゃないですか、そこで”誠”の部を”神”にするとかなりしっくりくるんですよ。聴いてる時に洗脳されてるみたいな感じがして恐怖しか感じられないです。

沖田) だけど、歌はどうすることも出来ないよ？

確かに歌は変えられない。
勝手に変えたりでもしたらどうせ上が煩い。
特に、井伊直弼とか…。

貴) あとは、ファン感謝祭の時の方が楽しかった。今日の新選組の雷舞は…嫌いです。

これはどうにかしてくれると思い言った。
ファン感謝祭の時は楽しかったのだが、今日の雷舞は嘘をついているような雰囲気がした。
宗教で例えるならば、布教活動。
人間の口から発せられるのは変わりないが、こちらは音楽と土方と沖田の綺麗な歌声。
100％布教活動が成功するような要素が揃っていると俺は考える。だが、やはり嫌いだ。

沖田) あ、そうだ。
近藤さん、Aは女装すると素直になるんですよ。

土方) 総司、今は関係ない…

近藤) 何！本当か⁈

土方) 近藤さん…

おーい話がそれてるぞー。
ここで俺の感想は終わった。この後は龍馬達がいる店の手伝いをする。ここでは松原Aだが、彼処ではマツとして行くのだ。
あまり女性みたいな言葉づかいはつかわないのでこのキャラつくるのにかなり時間をくう。

近藤) 今日はありがとう。いい参考になったよ。

近藤は笑顔でそう言う。
あの人は本当に笑顔が似合うと思った。

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