第27話 いつかの夢 −龍馬side− ページ29
わしは、歌う時はいつも一人じゃった。
じゃが、一人ではない時が少しだけあった。
貴) なんだよ、また一人かい。
龍馬) おうそうじゃ、Aも歌わんか。
わしの歌を唯一聴いてくれるのはA
だけじゃった。
時にはケンカもした、しかも殴り合いのような
子供がやるであろうケンカ。
わしは負けてばかりで、悔しかった。
ケンカのあとには仲直りをする。
貴) 龍馬ー、歌おうぜ！
たまにAから誘うこともあった。
弥太郎も連れてきて、弥太郎の前で歌ったりもした。Aの母ちゃんの前でも歌った。
Aの歌はとても綺麗な声なんじゃよ。
天女様みたいな声と近所では言われていた。
龍馬) Aの歌はまるで天女様のような優しい声ぜよ！そんなAの声が好きぜよ‼︎
貴) ありがとうな、龍馬！
俺はお前の声が好きだ。力強い感じだ‼︎
まだ、小さい頃じゃったからのう…
日本語という日本語を喋っておらんかったな。
わしはたった一人の歌仲間がいたんじゃが…
ある日のこと、
Aの声がおかしいことに気づいたんじゃ
声が震えているというか…悲しい声…かの。
龍馬) どうしたんじゃ、A
Aは首を傾げる。
龍馬) なんかこう…悲しい声なんじゃ
それを言ってから、Aとは遊ばなくなり
また、一人で歌っていた。
仲間に裏切られたような感情が大きく
龍馬) なんで、あんなことを…
わしはいまでも後悔はしている。
あんなことを言わなければ、Aの歌がまだまだ聴けるとおもったのにのう。
龍馬) もっと聴きたかったぜよぉぉぉぉ‼︎‼︎
わしは砂浜でそ叫んだ。
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東雲大我(プロフ) - 優トさん» 今頃返信するのもアレですがありがとうございます！応援ありがとうございます。ですが、アニメが終わったらこの話も終わってしまいます…。最後まで読んでくださいお願いします！返事が遅くなってしまい申し訳ありませんでした。 (2014年9月14日 23時) (
レス) id: 4afe591b64 (このIDを非表示/違反報告)
優ト - 初めまして、です、、えっと、、神です。すっっっっごく面白いです。ぜひ、応援させてください。 (2014年8月27日 21時) (レス) id: 3b32eddb2e (このIDを非表示/違反報告)
ペンペン - 幕末Rockの夢小説、すごく面白いです。はやく、主人公に心を開いた沖田さんをみてみたいです！ほかのキャラとのからみも楽しみにしています。これからの更新、楽しみにしています！！ (2014年8月8日 23時) (レス) id: d79f674a7e (このIDを非表示/違反報告)
紫音遥果(プロフ) - 設定画、カッコいいです！ (2014年8月1日 17時) (レス) id: 0a87cf9cb0 (このIDを非表示/違反報告)
ケチャラ13 - 桂小太郎・・・もしかして、銀魂お好きなんですか？ (2014年7月31日 11時) (レス) id: 0616e3ab83 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：東雲大我 | 作成日時：2014年7月29日 10時
