検索窓
今日:38 hit、昨日:1 hit、合計:68,178 hit

第11話 負けないくらい ページ12

貴) 沖田さんが、来るなんて…。

沖田) 何、嫌なの?

貴) あ、いえ…そういうわけでは…

他に隊士を連れてきているのかと思いきや、一人で来やがった。てか、こいつは人気No.1じゃないのか?ファンとかに見つかったらめちゃくちゃにされんじゃねぇの?

沖田) 大丈夫、隊士なら今いるでしょ?
それに、裏道通ってきたから。

貴) え、その隊士はもしかして…

おそるおそる沖田を見る。
沖田は、フフッと笑い俺を見る

沖田) 自分が隊士だってこと忘れるなんて
やっぱり面白いね。気に入ったよ。

やっぱり…って、さっきスルーしたけど
こいつ、俺の心を読みやがった!

沖田) 帰ったら、近藤さんの所行きな。
アンタが全然帰って来ないから心配してたよ。

わかりました。と言っておいた。
多分、めちゃくちゃ怒られるんだと思う。
まあでも、よく寺子屋サボって怒られてたから叱られ慣れてるから大丈夫か…。

近藤) Aーーー!!
無事でよかった‼︎‼︎怪我はしてないか?

は⁈思ってたのと違うぞ⁈
もっと、素振り千回とか…そーゆーのかと思ってたのに…なんなんだ、こいつ…。
近藤は俺の肩に手を乗せ、ゆさゆさと揺らした。

貴) す、すみません…でした。

とりあえず、謝ろう。
後で聞いたのだが、土方曰く
お前みたいなひょろっとしてる奴は夜道を歩くと危険だから
というらしい。俺は男(として育てられた女)なんだ、あまり体つきで決めないで欲しい。
勉強もできるし、武術だってできる。
だから…

貴) 俺だって男なんです!
こんな男にしちゃ華奢な体つきですが
それでも…俺は…男なんですよ!

三人は目を見開いていた。
すると、近藤が俺の肩に乗せていた手を下ろし
右手で俺の髪をくしゃくしゃにするように撫でた。

近藤) そうだな。お前は男だ!

ニカッと効果音が出そうな笑顔で俺をみる近藤
そして、俺は決意した。

貴) 俺、新選組に入ります。
そんで、土方さんにも沖田さんにも負けないくらい人気になってやりますよ‼︎

土方) それは楽しみだな。

沖田) 出来るものならやってみなよ。

やってやる。いろんな技術盗んで全部俺のものにしてやる!
そう強く誓った俺だった。

第12話 やっぱり、面白い。 −沖田side−→←第10話 応援している!



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (53 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
61人がお気に入り
設定タグ:幕末Rock , 恋愛 , 妄想   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

東雲大我(プロフ) - 優トさん» 今頃返信するのもアレですがありがとうございます!応援ありがとうございます。ですが、アニメが終わったらこの話も終わってしまいます…。最後まで読んでくださいお願いします!返事が遅くなってしまい申し訳ありませんでした。 (2014年9月14日 23時) (レス) id: 4afe591b64 (このIDを非表示/違反報告)
優ト - 初めまして、です、、えっと、、神です。すっっっっごく面白いです。ぜひ、応援させてください。 (2014年8月27日 21時) (レス) id: 3b32eddb2e (このIDを非表示/違反報告)
ペンペン - 幕末Rockの夢小説、すごく面白いです。はやく、主人公に心を開いた沖田さんをみてみたいです!ほかのキャラとのからみも楽しみにしています。これからの更新、楽しみにしています!! (2014年8月8日 23時) (レス) id: d79f674a7e (このIDを非表示/違反報告)
紫音遥果(プロフ) - 設定画、カッコいいです! (2014年8月1日 17時) (レス) id: 0a87cf9cb0 (このIDを非表示/違反報告)
ケチャラ13 - 桂小太郎・・・もしかして、銀魂お好きなんですか? (2014年7月31日 11時) (レス) id: 0616e3ab83 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:東雲大我 | 作成日時:2014年7月29日 10時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。