【鬼滅の刃】星柱は鬼殺隊史上最年少で柱になった天才らしい

３７　鏡蘭夜の過去 ページ42

私は、平安時代に有名だった詩人の娘として生まれた。





とにかく親のために有名になり、親のために人気になれと幼いことから言われていた。






ある日、





｢麗子。｣





父上に呼び出された。かなり険しい表情をしていた。







｢なんでしょうか、｣







｢お前は雪文と結婚するんだ。
そして子供。いや、男の子を産め。
そうすれば、私はもっと…………！｣







父上に勝手に決められた結婚相手。


見たこともない美形の貴公子だった。






周りからの不満や嫉妬も散々された。








結婚して、子供も産んだ。



男の子２人、女の子１人だった。








｢良くやった！これで私はもっと有名に………！｣






私の親は、いつも自分が有名になることしか考えていない。



夫も、子供が出来たら全て私に投げやりで外で散々浮気していた。






私は、本当の愛情が欲しかった。




人生で、１度でも良いから体験してみたかった。






そんなある日、私は誰かに攫われた。




狭い檻に入れられ、光も無い、何も見えない場所で。






私は、毎日平凡で飽き飽きしていたから別に嫌ではなかった。





そんなときだ。




─────────あの子と、出会ったのは。

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