12話 ページ12
「うふふ、分かった？私達のチカラ！」
「くそ！ダメだ…心を読まれてしまってボールが奪えない…」
…反応に困るチカラだなぁ。てかサッカーは1対1の駆け引きとかがあるから面白いんだろうが。
ってかクッソうぜえええ！なんだあの女！？その顔潰してやろうかオルルァン！？
「まあ、楽しそうなことをやってるのね」
今度は誰だよ。
「ヒラリ…」
え？クリントン？
「楽しいのは結構だけど、試合前に敵に手の内を見せちゃっていいのかしら？」
「別にいいでしょ。心が見えれば負けるはずないもの。それに相手の心を試合前に見ておいた方がオトクでしょ。よそ者が口出さないでよね」
いやよそ者なのかよ。てか肌の露出えぐw
「ふぅん…」
やっぱ女子の仲ってこんな感じなん？
「…それではアースイレブンの皆さん、明日またお会いしましょう」
そして彼女らはどっかいった。てかあの娘クッソ可愛いな。地球にはいないよな、あんな美女。うぜえけど。
…俺の心も読まれてなければいいが。
「…とにかく一旦ギャラクシーノーツ号へ戻ろう。対策を考えるのはそれからだ」
「そういやお前、財布はいいのか？」
「ああ、あれはウソだよ。鉄角君を使って敵の秘密を暴く作戦だったんだ。いわゆる囮捜査ってヤツかな」
「なっ！俺を囮に使ったってのか！くそっ！騙した罰として、今日の晩飯デザートよこせ！」
「え！そんなあ…」
この会話草
休憩後、ブラックルームでの特訓が始まった。
俺はいつも通り自主練を始めた。
次の試合こそは出てみせる、そう思っていた。
サンドリアス戦、俺はベンチだった。恐らく俺には決定打がないと監督は確信していたのだろう。
俺には剣城のようなキック力がある訳ではない。だからその火力不足を何回もボールを蹴る必殺技でカバーしたんだが…
あと、心を読まれることの対策も考えないとな…
一通り蹴り終わり、練習が終わった。
「みんな、お疲れ様！時間も遅いし、今日はこれまでにしましょう」
次の日。
なんとか心を読む能力の対策も考えたけど、正直不安しかない。
スターシップスタジアム
うっわ、スタジアム青一色。なんだここ、なんか
「監督。今日の試合、休ませてください」
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名無(プロフ) - 星猫さん» 初めまして！お褒めの言葉と高評価、ありがとうございますっ！ (2021年9月8日 19時) (
レス) id: 91adb283d3 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 初めまして！とっても素敵ですね！高評価しました！ (2021年9月8日 18時) (レス) id: f84c743866 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：名無 | 作成日時：2020年2月18日 20時
