2話 ページ2
「ふん、だったら早く終わらせちまおうぜ。あんなヤツらのシュート、俺が止めてやる」
「え？」
何を驚いている信助。
サッカーバトル開始。ホイッスルは鳴らない。
なんか俺も出ることになったので出る。さて、この慣れない環境の中、ケガをしなければいいが…
剣城から俺へ。ボールが浮き気味だったけど、なんとかトラップ。
「ぐはっ！」
トラップした瞬間、強烈なタックルにより俺の足は地を離れる。かなり痛い。
「フフ…どうやらまだこの星に慣れてないらしいな。その程度で俺達サンドリアス人と戦おうなんて、甘いぜ地球人！」
お前まともに日本語喋れるんだな。銀河では日本語が共通言語なのか？
肩をコキコキ言わせた後、松風にヘッドバット。えげつない…
「ひどい！今のは反則だよ！！」
「反則？そんなもの関係ないわ」
「反則使うとか相当なザコだな」
やばい、呟いただけのつもりがかなり聞こえるように言ってしまった。
「何だと…？今度はキサマだ！」
「危ね！」
「キサマ…喰らえ、ヘッドバズーカッ！」
「どわぁ！」
咄嗟に足が出た。何とか力で勝つことはできたが、かなり足が痺れた。
その瞬間、何か自分の中で大きな力を感じた。
「あのシュートを蹴り返した！？」
「…危ねえ…」
「うおおお！喰らえぇ！」
俺にデカイ頭が降りかかる。
「愚か者！我がサンドリアスの名に傷をつける気か！」
「…アンタは…！」
「自らの手で星を守ろうというその想いは認めよう。だがやるからには正々堂々と勝負しろ！誇り高きサンドリアス人ならばな！」
「クッ…仕切り直しだ！ここは俺達の星だ。真正面から勝負しても負けるはずないからな！」
「真正面から勝負しても勝てるなら反則使うなよww」
「ごめんなさい…貴方達を潰しておけば、貴方達は試合に出場できないと思って」
「は？汚ねえ奴らだな」
「クソッ、キサマは後だ！まずは点を取ってやるぜ！ヘッドバズーカ！」
「こんなところで負けてたまるか！うおおおお！」
あの青いオーラ、森村と同じだ。この流れなら止められる多分。頼むぜ？
がっちりキャッチング。流石だ。
「なんだと！？俺の必殺シュートが…」
「ハッ、これが宇宙人のシュートか？大したことないな。行け、剣城！」
「デス、ドロップッ！」
「がああ！」
サッカーバトルは無事俺達の勝利。…松風は大丈夫かな？ワンチャン俺覚醒あるぞこれ。試合が楽しみだ。
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名無(プロフ) - 星猫さん» 初めまして！お褒めの言葉と高評価、ありがとうございますっ！ (2021年9月8日 19時) (
レス) id: 91adb283d3 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 初めまして！とっても素敵ですね！高評価しました！ (2021年9月8日 18時) (レス) id: f84c743866 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：名無 | 作成日時：2020年2月18日 20時
