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翌日の朝、
何も無かったかのように
ジン達と話している彼。
その笑顔は、偽りなの？
聞きたくても、聞けない。
私なんかが、聞いちゃいけない。
何も行動に起こせない私を、
嘲笑うように吹く冷たい風。
岸「じゃあ、じゃん負けした奴ジュース買ってくるジャンケンするぞ！」
ゆ「何そのネーミングセンスのない遊び」
岸「そこはスルーしろよ！せーの、」
「「「「「「じゃんけん ぽん」」」」」」
綺麗に、グーとパーで分かれた。
廊下を静かに歩く、グーを出した私と永瀬くん。
廉「なんかAと2人で話すの、初めてやな」
貴「そうだね。…」
こういう時に、話せない自分の性格に
嫌気がさす。
自販機に着き、頼まれたものを2人で確認しながら買ってゆく。
ボタンを押す時に見えた、長くて細い綺麗な指。
貴「半分持つよ？」
廉「こういうのは男に任せるもんやで！」
紫耀にも、前に言われた言葉。
でもあの時はならなかった
胸のざわめき。
初めての感情に、ただひたすら驚く。
貴「永瀬くんは、なんでこっちに来たの？」
そう聞くと、一瞬だけ見せた
あの時の冷酷な目。
ああ、分かった。
彼の過去が、彼の目を、心を、胸を、
漆黒に、染めているんだ。
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涙海(プロフ) - はらさん» ご指摘ありがとうございます！まだ、始めたばかりで気付きませんでした、、これからは気をつけますね！ (2018年5月7日 19時) (
レス) id: 7a04a2bec6 (このIDを非表示/違反報告)
はら - オリジナルフラグ外し忘れていますよー違反行為なのでちゃんと外して下さいねー (2018年5月7日 19時) (レス) id: ab5099db1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：涙海 | 作成日時：2018年5月7日 18時
