本当は(りゅかさんリクエスト) ページ28
「今日は先に寝てて」
そう言って仕事に戻った。
それからしばらくして。
仕事もキリが着いたので、自室に戻ろうとした。
「…なんで？」
志賀が俺のベッドで寝ていた。
ちょっと広めのベッドなので俺が入る余裕はあるのだが、
流石にいきなりなので少し驚いた。
ベッドに腰かけて志賀の顔を眺める。
髪の毛をサラサラと撫でる。
俺とは違って、艶々とした黒髪。
「志賀…」
「俺、志賀に出会えて良かったよ。」
「いつもは、なかなか言えんけど」
「志賀に出会ってから、毎日楽しい。」
「俺が知らん事を知ってるところがかっこいい」
「俺が話してる時、目を輝かせて聞いてくれるの、嬉しい。」
「俺が悩んだ時はとことん聞いてくれて」
「俺が迷った時は手を引いてくれる」
「俺が苦しい時には抱きしめてくれて」
「俺の事を1番よく理解してくれてる。」
「ホンマに大好きやで。志賀。」
なんか、言いたくなったのだ。
腰掛けた姿勢から、
ゆっくりと顔を近づけて唇を重ねる。
「私は、愛してますよ。」
「っ！？」
驚いた。
「志賀…起きてたん？」
「ふふ、ごめんなさい。寝たフリしてました。」
待て待て待て待て。
「待って、いつから？」
「川上さんが部屋に入ってきた時から？」
…マジか。
「嘘やろ…最初も最初やん…」
「嬉しかったですよ。川上さんからの言葉。」
「嫌や、あかん忘れてくれ。」
「忘れられるわけないじゃないですか。」
「せめて聞かんかったことにしてくれ。」
「それは難しいお願いですね。」
「志賀ー…」
それから志賀は、俺の目をしっかり見据えて。
「大好きです。川上さん。世界で、1番。」
「私も、川上さんに出会えて本当に良かった。」
なんて言うものだから。
「…反則や…」
と言って目を逸らしたら。
「こっち、向いて」
両手で顔を包まれて────。
「幸せですよ。本当に。」
「俺も…やで。」
--------ｷﾘﾄﾘ線--------
今日はテスト＆部活で疲れてしまったので
この1本のみの投稿にさせてくださいー…！
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七海(プロフ) - 納得出来たらまた、戻ってきてください。この中の２人には幸せに過ごして欲しいです。気長に待つので、いつでも戻ってきてくださいね。 (2020年7月1日 23時) (
レス) id: a25663fd98 (このIDを非表示/違反報告)
藍知(プロフ) - キャラメルフラペチーノさん» 本当にショックですよね… (2020年6月30日 23時) (レス) id: d8ed8b638e (このIDを非表示/違反報告)
キャラメルフラペチーノ - いや、自分もkwkmさん大好きだからだいぶショックきたのに、そのあと『今夜はナゾトレ』にfkrさん出ててそれに気づいたのが9時ですよ！？不運すぎるでしょおおおおおおおおお！！！ (2020年6月30日 22時) (レス) id: 2c7bb29a25 (このIDを非表示/違反報告)
藍知(プロフ) - そう言っていただけて嬉しいです泣一緒に藝大生さんを応援しましょう…！ (2020年6月30日 17時) (レス) id: d8ed8b638e (このIDを非表示/違反報告)
七海(プロフ) - このお話大好きです。現編集長も好きだけど、これ読んでたら、藝大生も好きになってきました！ (2020年6月30日 16時) (レス) id: a25663fd98 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藍知 | 作成日時：2020年6月16日 17時
