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辞めたよ。 ページ3

桃井side!


張り詰めた空気。
、、、でも。


『ん?ずっと寝れてなくて。私出ないのに緊張しちゃって眠れなくってさぁー?』

彼女は、あからさまにそういうだけだった。


緑「ただの寝不足で一ヶ月も意識不明に陥るはずがないのだよ。」


みどりんの、その声も。

『え、私一ヶ月も寝てたんだ。』

三年生っていう大事な時期なのに、やっちゃったなぁ。なんて。
そう言って、彼女の頭の中を通り過ぎていくだけ。


赤「、、、A、部活の件だが。」

赤と黄色のオッドアイ。
天帝の目ーエンペラーアイー。
その目を開花させた赤司くんが口を開く。


赤「テツヤは、辞めたよ。」
『ー!!』


赤司くんが放った一言。
それを耳に入れた彼女は、初めて表情が崩れた。


でも、それも一瞬で。

『、、、そう。』

また元に戻った彼女は、小さくそう呟いた。
そして。



『じゃあ私も、退部届け。もらってもいいかしら。』
全「「?!」」



気持ちなんて微塵も汲み取れないような表情、声で。
そう、言ったんだ。

認めない。→←違う。



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作者名:ヒヨコ | 作成日時:2015年1月14日 21時

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