八話 ページ8
『こんにちは。』
「!こんにちは。」
平然と。
堂々と。
高校生だなんて思わせない。
だってYUYUは年齢不詳の女性、なんだから。
『私、藤城グループの社長に面会したいのですけれど。』
「失礼ですがご予約は?」
、、、でしょうね。
一流会社の社長様と予定なしに会える方がおかしいわ。
でも、私は会わなくちゃならないのよね。
『私、こういうものなんです。』
YUYU専用の名刺を渡し、サングラスを少しずらして顔を見せる。
すると少し驚いた顔をする受付嬢。
『どうしてもお話ししたいことがありまして。私も職業柄あまりあなたたちにお話しはできないのですけれど。』
あくまで丁寧に。
そう告げれば、まあなんと。
「社長があっても構わないそうです。」
『!よかったわ、ありがとう。』
あちらのエレベーターからどうぞ、何て言われて。
内心びっくりしたけど、かすかにガッツポーズしながら上へと向かった。
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メリー様!
コメントありがとうございます!
そう言ってもらえると書いてよかったって思います( ´ ▽ ` )
これからもよろしくお願いします!
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作者名:ヒヨコ | 作成日時:2014年12月26日 22時