検索窓
今日:4 hit、昨日:0 hit、合計:18,768 hit

五十八話 ページ8

に、しても。



『7月、4日。。。』


その日に、どれだけたくさんのことが起こったのか。


、、、それは多大なヒントをくれそうだ。


「なに考えとるん、工藤。」
「、、、馬車道のヒントはこれで終わり。これだけで何を解けって言うんだ。」



くっ、と眉根を寄せて言うコナンくん。

まぁ、それには私も同意だ。


『なにか、見落とした?』
「いや、それはないはずだ。」


2人して考え込む。


すると。


「いや、それだけやないんや。」
「『え??』」


ちょっと気まずそうにそういう服部さん。


「俺が言われたヒントはこうや。夜のカフェテラスとyou cry。お前は泣くってな。」
「俺たちとは違うヒントが出されてたのか。」
「そーゆーこっちゃ。」


『you cry。、、、Y、O、U、C、R、Y。』



これでいいんなら、

『Y、O、Uって確か、』
「せや。」
「横浜郊外にある横浜海洋大。横浜オーシャンユニバーシティ。」


、、、考えてることがピタリと被るのもなんだか気持ち悪いものなのね。


『残りはcry、ね。なにかしら。』
「そこなんや。俺もそれがわからんのや。」


むぅ、と2人で少し首をひねってみる。


「ま、行ってみるっきゃねぇだろ。」
「『!』」

言葉を発したコナンくんを2人で見下ろす。


「その、Y、O、Uとやらに。」



にっ、と笑みを見せるコナンくんを見て服部くんと目を合わせる。


『そうね、』
「それが一番やな。」

五十九話→←五十七話



目次へ作品を作る
他の作品を探す

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
72人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ヒヨコ | 作成日時:2015年3月13日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。