六十一話 ページ12
『、、、久しぶりね、探?』
にこり、微笑みを浮かべてそう述べれば。
「あぁ、如月さんも元気そうで。」
探も、そう言って微笑んだ。
「なんや、自分ら知り合いなんか。」
少し不思議そうな顔をしてそういう服部さん。
それに、私は黙って探を見やる。
「、、、あぁ、少しね。」
すると探は、曖昧にそう答えた。
「ほーう、秘密の関係っちゅーこっちゃ。こらつまらへんなぁ、コナンくん?」
ニヤニヤした顔でそう言いながらコナン君の顔を覗き込む服部さん。
コナンくんはうざったそうに口癖のバーロォを零した。
そんな彼らを見つつ、コホン、と咳をしてみる。
こっちを見る彼らに少し小馬鹿にした視線を送りつつ。
『じゃあ行きましょうか?善は急げっていうしね?』
ふっ、と顔を緩めてそう問いかければ
「あぁ」
「せやな。」
「そうですね。」
と、3人が了承した。
私たちは大学内へと足を進めるのだった。
、、、にしても。
横浜犯罪研究会って、、、
『悪趣味なクラブね。』
ぼそっ、とそう呟きながら、私は前を歩く彼らを追った。
続く お気に入り登録で更新チェックしよう!
最終更新日から一ヶ月以上経過しています
作品の状態報告にご協力下さい
更新停止している| 完結している
←あけましておめでとうございます。
72人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ヒヨコ | 作成日時:2015年3月13日 17時