おかえり ページ9
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北斗さんを家の玄関まで送ると、
数分後入れ替わるようにジュリさんが帰ってきた。
「おかえりなさい」
樹「おう、ただいま」
そう言うと当たり前のように私の頭を撫でてくる
「北斗さんが、よろしくって言ってました」
樹「あー、おっけ…服、似合ってんじゃん」
「ありがとうございます」
樹「あのさ、なに不安がってるか分かんねえけど
俺は情報屋でもなんでもなく、ただの殺し屋だから
お前のこと何も知らねえし、安心しな」
私のことを、北斗さんから聞いていたのかと思った
いや、北斗さんから聞いていてもジュリさんはこうやって接してくれるのかな。なんて考える。
樹「とりあえず飯食お、話はそれから。な」
と言うとコンビニで買ったであろう
オムライスを袋から出してきた。
樹「これね、このスプーン使って
こうやって食べりゃいいから」
「なるほど、」
樹「あと欲しいもんあったらなんでも言って?
俺とか北斗が買ってくるし、」
「分かりました」
昼ご飯のオムライスを無事食べ終えると、
そろそろタメ口で話してもいいんじゃね?とか
ジュリさんじゃなくて、樹って呼び捨てでいいよ?とか
昨日の態度とはうって変わって、なんか変。
しまいには、お前にもし兄弟がいたらどう思う?なんて
本当によく分からない。
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LOVE - めちゃめちゃ良いお話しでした!面白かったです。 (2020年12月13日 16時) (レス) id: ebb56eccf7 (このIDを非表示/違反報告)
chiaki.N(プロフ) - るいすさん» ありがとうございます! (2020年7月20日 9時) (レス) id: 327311e8b3 (このIDを非表示/違反報告)
るいす - 面白いです (2020年7月18日 10時) (レス) id: 0113e0b6ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:chiaki.N | 作成日時:2020年7月13日 23時