2度目の再会 ページ41
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「…笑顔で言うセリフじゃないでしょ、樹」
樹「まあね。でもその方が分かりやすいでしょ?
…久しぶり、A。5年ぶりとか?」
「そうだね、とりあえずここじゃなんだし
私の家で呑む?明日休みなんだよね。樹は?」
樹「俺も休み。俺も色々話したいことあるから呑もう」
それからコンビニでお酒などを買い足し、
私の家まで2人で帰る。
その道中も家に着いてからも話はたえず、
あの頃はこうだったなとか2人で思い出に浸る。
2人ともお酒が入り、心地よくなった頃。
樹「俺さ、あの時恋愛感情として
お前のこと好きだったんだよね。
だから守れなくてすげえ辛かったし、
沢山空回りして悔しかった」
「…私もだよ、私も本気で樹のこと好きだった
樹に誘拐されたとか樹が殺し屋とか忘れるくらい。」
樹「そっか。お前さ、あれから…彼氏とか出来たの?」
「いるわけないじゃん、」
樹「まじか。じゃあさ、
…俺がAのこと奪っていい?」
その瞬間は、血が繋がってるとか結婚できないとか
そういうこと全部忘れるくらい夢中だった。
空白の時間を埋めるように、ゆっくりと。
なおかつ優しく、2人は初めての夜を過ごした。
樹「大好きだよ、A」
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LOVE - めちゃめちゃ良いお話しでした!面白かったです。 (2020年12月13日 16時) (レス) id: ebb56eccf7 (このIDを非表示/違反報告)
chiaki.N(プロフ) - るいすさん» ありがとうございます! (2020年7月20日 9時) (レス) id: 327311e8b3 (このIDを非表示/違反報告)
るいす - 面白いです (2020年7月18日 10時) (レス) id: 0113e0b6ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:chiaki.N | 作成日時:2020年7月13日 23時