ジュリ ページ5
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風呂から戻ってきた男は手錠に繋がれたまま
じっとしている私を見ると、ニヤッと笑った。
｢…趣味悪いですね｣
？｢人殺すようなやつがまともな趣味してると思う？｣
｢…｣
？｢ふっ、笑
俺の名前ジュリって言うから
そんな感じで呼んで？家出少女ちゃん｣
｢はぁ…その家出少女ってやめてくれます？
Aって言うんで、そう呼んでください。｣
樹｢んー。そのうちな｣
なんてイタズラに笑うと、
お前も食えよ。とコンビニ弁当を渡された。
樹｢なに、毒入れる暇も無かったから
何も入ってないよって、見てたら分かるでしょ？｣
｢まあ、はい…｣
樹｢鎖長いから手錠も片手だけだし余裕で食えるでしょ｣
そしてお箸を渡されると、いただきます。と
食べ始めるジュリさん。
でも、私は小さい頃から罵声や暴力を振るわれていたせいでお箸の持ち方や食べ方すら分からなかった。
とりあえず見よう見まねで食べていると、
お前食うの下手すぎ。こうすんの。と
私の手を取って教えてくれた。
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LOVE - めちゃめちゃ良いお話しでした！面白かったです。 (2020年12月13日 16時) (
レス) id: ebb56eccf7 (このIDを非表示/違反報告)
chiaki.N(プロフ) - るいすさん» ありがとうございます！ (2020年7月20日 9時) (レス) id: 327311e8b3 (このIDを非表示/違反報告)
るいす - 面白いです (2020年7月18日 10時) (レス) id: 0113e0b6ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：chiaki.N | 作成日時：2020年7月13日 23時
