守りたかった ページ24
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樹side
車で敵を轢き殺しながら前に進む。
が、どこからか
拳銃でタイヤを撃たれパンクした。
すると、ここぞとばかりに敵が四方八方を塞ぐ。
生憎まだ車は爆発しなさそうだから
Aは車の中で隠れてもらい、1人で対処する。
慎太郎も気付いたのか
7割はヘッドショットを決めて倒れている。
俺は動けるように包帯を少し緩め
2人、3人と拳銃と拳を使い分けて
なるべく体力を消費しないように素早く動く。
それでも傷は治っていないので
だんだん痛みが激しく、思うように動けなくなる。
力を入れると包帯から血が滲み出すようになり
これはやべえと悟った。
それでも、
Aの為にこれから幸せを掴むために
どんどん脆く痛む体を無理やり起こす。
京｢樹！！もうダメだ。
俺はAちゃんを助け出して先に行くから
助け出すタイミングで車で待機してろ！｣
いつの間にか駆けつけてくれたきょもとジェシー。
きょもが早口で伝えると、321と合図を出してくれる。
そのタイミングできょもはAを隠すようにして
車から出すと同時に、俺は車の中に倒れ込むように入る。
Aは怯えた目をしていた。
Aは何も悪くない。なのに、ごめん。
幸せに出来ないかもしれない。と
車の中で血が溢れ出すのを横目に顔を歪ませた。
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LOVE - めちゃめちゃ良いお話しでした！面白かったです。 (2020年12月13日 16時) (
レス) id: ebb56eccf7 (このIDを非表示/違反報告)
chiaki.N(プロフ) - るいすさん» ありがとうございます！ (2020年7月20日 9時) (レス) id: 327311e8b3 (このIDを非表示/違反報告)
るいす - 面白いです (2020年7月18日 10時) (レス) id: 0113e0b6ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：chiaki.N | 作成日時：2020年7月13日 23時
