仕方のないこと。 ページ11
『、、、あれ。あんなとこにいる。』
なかなか戻ってこない遙達を心配して2人が探しに行くことになったはずなんだけど。
(私は荷物のために残りました。)
それからしばらく経つと思って見回せば、なにやら楽しそうに話してた。
、、、楽しそう？？？
なんか攻撃されてるけどあれは愛の鞭的なやつなのかな。
まぁいいか、旭なら。
そんなこと考えてたら、戻ってきた旭になにやら変な目で見られた。
野生のカンだろうか。
『あ。』
「「？」」
私がご迷惑かけた人。
そういえば、彼らの視線はまたあの水へ。
彼、桐嶋郁弥は個人メドレーを泳ぐらしい。
1人で4競技。
水泳の中では1番近しいものを感じる。
水の中って、息苦しくて、思い通りにならなくて。
確かに気持ちがいいかもしれないけど、確実に体力が奪われていって。
そんな、過酷な状況のはずなのに。
『魚みたい。』
遙もそうだけど。
まるで、そうするのが当たり前のように。
水が酸素の代わりかのように。
体を滑り込ませて、スーって滑ってく。
「速い、、、。」
そんな彼をみて言葉をポツリ吐き出した遙達を、なんとなく心配に思ったのは。
それは、私が未来を知らなくなってしまったからなのだろうか。
覚悟は決めたのに、やっぱりどこか不安になる。
もう大学生なんだからと思うのに。
「Aちゃん！行くよ！」
『は？』
気がついたら貴澄くんに引っ張り上げられて、もつれかけた足を動かした。
どうしても、桐嶋郁弥に会いたがる彼らと共にいながらも、なんとなく。
なんとなく疎外感を感じてしまうのは、きっと仕方のないこと。
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こんばんは皆様、ヒヨコです。
大変お待たせいたしました。
そして待ってましたと思ってくださる読者様、いらっしゃいましたら心から感謝申し上げさせてください。
正直まだまだ模索中なのですが、
もうこのまま書かなかったら書けないぞ。と思い。
夢主含めたFreeのみんなにストーリーを委ねることにしました。
大筋は決めきった、つもりです。
細かいところは、彼らの性格上の行動が自然と私の中で動き回ってくれることでしょう。多分。
私のわがままでご迷惑おかけしました。
修正かけつつ、ちょっとずつまた再開したいと思います。
よろしくお願いいたします。
インフルエンザ・コロナウイルスに気をつけて、
皆様寒いですが元気にお過ごしくださいませ。
ヒヨコ。
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作者名：ヒヨコ | 作成日時：2018年12月20日 10時
