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興味ない。 ページ7
彼らが歩いて来たことを認識すると同時に。
私は、目を伏せた。
色などないのに。
私の目に、彼らが輝いて見えて仕方ない。
だからこそ。
すっ、、、と。
音もなく、彼らの横を通り過ぎてしまおうと思ったのに。
「あ!ねぇねぇっ!!」
ぐいっ。
また、私は貴方に阻まれる。
「私たちバスケ部なんだけど!見にこない?」
綺麗な笑顔を見せてそう言う貴方。
でもね、私の答えは決まってるの。
『いいえ。興味ないから。』
私は、興味ないの。
興味なんて、ないのよ。
そう言って、私は今度こそ帰路についた。
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作者名:ヒヨコ | 作成日時:2014年7月26日 21時