短編にもなってない短編集 (ページ7)

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つづき↑ ページ7

「A！」
「こんにちは、A！」
「やぁ。」

ハリー、ハーマイオニー、ロンの3人。
もう3年生になる彼らは、2年生の時。
後継者騒動の時に平然とハリーと話す私に心を許してくれた。

『Hi、3人とも。』

元気そうね。

グリムだのブラックだのと言われているのを知ってる上でそう言えば、3人も笑って言う。

「うん、ぴんぴんしてる！」

ははっ、とハリーが朗らかな笑みを浮かべる。
またね、と手を振って別れる。

セド、フレッド、ジョージと同じ年である私は、あの3人を妹、弟のように感じていた。
ここに立ってこその感情で、それが私には心地よかった。

あ、ちなみに私の寮はグリフィンドール。
なんだかんだで望んだ寮にしてくれるあの帽子は優しい。

『Hi、ジニー。』
「！こんにちは、A！！」

ウィーズリー家の末っ子、ジニー。
この子もロンがロナルドなように、名前があるのだけれど。
、、、忘れてしまった。←

外国の名前は覚えづらい。
ジニーは挨拶をよくする子で、私を見るといつも私より先に声をかけてくれる。

なので、今回は少し勝った気分だ。

「また新しい本ね。」
『！えぇ、さっきオススメしてもらったのよ。』

ついさっき、セドが私が進めた本のお返しに勧めてくれた本だ。
末っ子なだけあって、人のことをよく見ている。

「本の虫にならないようにね！」
『はーい。』

ふふっ、と笑った後別れる。

『こんにちは、ドラコ。ご機嫌いかが？』

通りすがり。
ふふっ、と笑いながら言うと、ふんっ！と顔を背けて歩いて行ってしまう。

けれど。

ー母上からいただいたキャンディーだ。君好みだろう。ー

『ふふ、かわいい。』

すれ違いざまに手渡された小さなお手紙とプレゼント。
少し高価そうな小さなキャンディ。

ドラコは会うたびに大人、つまりは英国紳士になっていく。
スリザリンではあるものの、彼も私の弟だ。(勝手)

「A！聞いてよA！！」
『Hi、ディーン、シェーマス。』

爆発、スネイプ、やばい。
この2人はだいたいこのセリフだ。

『うん、お疲れ様。』

まぁ今回もいつも通りだったので、いつものように返す。

すると2人は満足したのか、うん！と言って走り去った。

んん、かわいい。

はい、おしまい。
これ以上広がらない←