ハリーポッター。授業中に書いたやつ。 ページ6
いつからだったのだろうか。
「Aー!」
「やぁA。」
「Hi.A。」
気がつくと、なんとなく知人が増えて。
その知人たちは、物語でもスポットライトを浴びる人々が多くなっていた。
なんとなく、すれ違えば「ハーイ、」と声をかけてくれる彼ら。
とても素敵で幸せな日々だった。
「やぁA。」
『!Hi、セド。』
受験という縛りもなく、自由に本を読めることで私はかなりの回数で図書館に通っていた。
そして、いつからは覚えてないけど、自然に話すようになった彼。
「これ面白かったよ。」
『そう、よかったわ。』
爽やかな笑顔と天然なのかわざとなのかの区別はつかないけれど、時折飛び出す褒め言葉。
思ったよりお茶目な彼は、私の心臓に悪い時がある。
「「やぁ!そこのお嬢さん、おひとついかが??」」
『ありがとう。』
くすくす笑いながらお礼を言う。
皆さんご存知、悪戯仕掛け人後継人?
フレッドとジョージはよく厨房に行っていて。
こうやって私に会うとおすそ分けをくれる。
この2人は私が認知していたものよりいたずら好きでやんちゃで、人気者だった。
背の高さも真っ赤に燃える赤髪も、彼らの魅力であることは間違い無くて。
そんな彼らからキラキラ輝くイチゴジャムタルトを受け取ってお礼を言えば、どこか満足げに頭を撫でられた。
1人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ヒヨコ | 作成日時:2017年8月17日 10時