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第四十一話 ページ41

ー初めまして、私が依頼者です。ー


そこに映ったのは、サングラスにスーツを着た男。
どんな顔をしてるとかは全くわからない。
ただ、男である。
その情報しかもらえない。


ー事情があって顔を公にできない事をお許し願いたい。今日君たちを呼んだのは、ある事件の真相を掴んでもらいたいからだ。ー


「なんの事件なんですか。」


すかさずおじさんが聞くけれど。


ーそれを掴むのも、あなたたち探偵の仕事です。ー



依頼者は笑ってそうあしらった。

ーあなた達にはこれからいくつかのヒントを与え、それをもとに事件を解決してもらいます。ー




、、、ヒント、ですって?


「でも、どうして私に、、、」
ーあなたで5人目なんですよ。ー


依頼するのは。

何故だかわからないけど、その台詞を聞いた瞬間。


『、、、その依頼、お受けするわけにはいきませんね。』
「!」


ガタッと立ち上がってそう言っていた。
コナン君が私を見上げてる。



『ヒントだとか顔を見せられないとか、幾ら何でも不安要素が大きすぎます。』



その言葉を聞いた依頼人は。


ー、、、まぁ、話を聞いてからにしてくださいよ。ー


特に取り乱す風もなく、平然とそう言い放った。


ー先程言ったように、毛利探偵の前に四人、探偵を呼んでいます。ー


どこか楽しげに言う目の前のスクリーンに映った男を殴ってやりたくなる。


ーそのうち一人はまだ調査中。二人はやめてもらって、残った一人は、、、ここに。ー



そう依頼者が言ったと同時に、画面が切り替わった。

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作者名:ヒヨコ | 作成日時:2014年5月7日 0時

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