第二十三話 ページ23
ピーンポーン。
はい、何事だと思ったそこの貴方。
間違ってないわよ。
ゆっくり説明するわね。
ガチャ。
「A!ごめんね、わざわざ。。。」
扉からでてきたのは蘭。
そう、ここは毛利探偵事務所もとい蘭の家。
蘭はいつも通りを演じながら、私に家に泊まりに来てと誘ってくれた。
もちろん断る理由もないし。
私は確かに彼女との交流がそんなに深くはないけどなんだかそうしなくては行けない気がして。
それで、冒頭に戻るってわけよ。
「上がって上がって!狭苦しいところだけど。」
苦笑い気味で通してくれたのは探偵事務所。
そこに座るのは、、、。
『あら、弟さん?』
「え?」
メガネをかけた男の子。
ぱっと見小学校一年生位かしらね。
、、、飲んでるのは子供らしさのかけらもない粗茶だけども。
「あぁ、違うの!ついこの前から預かってるコナンくんよ!」
ほら、挨拶して?
そう急かされた男の子はソファから降りると私の前に来て言った。
「初めまして、僕は江戸川コナン。」
『初めまして。如月Aよ。』
ニコニコと笑う少年。
、、、ふぅん。
『江戸川コナン、ねぇ。随分とミステリー好きなご両親ね。』
「[ぎくっ、]」
『江戸川乱歩にコナン・ドイル。私も好きよ?』
「あ、そうそうコナン君。」
今日A泊まるからね?
さらっと言った蘭に苦笑いするコナン君。
さぁ、楽しい時間の始まりよ?
何か隠してること。
全部白状してもらうんだから。
97人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ヒヨコ | 作成日時:2014年5月7日 0時