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第十八話 ページ18
『へぇ、こんなトリックを、、、。』
「な!すげぇよなーっ!!」
『でも実際には無理なことばかりね。』
「あ?」
『この時代なら未だしも今は血痕も、もっと分かるようになってるしこんな高性能な空調機は早々ないし。』
「、、、それ言ったら終わりだろーがバーロォ。」
あれから特になにもなく。
私はいつも彼の家の書斎から本を借りて読んで。
彼はそんな私にトリックや犯人、探偵の心理を話し合いたがる。
まぁ私も嫌いじゃないから付き合うんだけど。
「Aーっ!」
『!園子、蘭。』
「一緒に帰ろ!」
「お前ら早ぇよ。」
まだまだ話し合いたいことが、、、。
とブツブツ言う新一。
『ま、今日またこれ返しにいくわよ。』
「、、、ならいいけどよ。」
こんな会話をしてると心から思う。
本当にこの人は推理とかミステリーとか。
そう言うものが大好きなんだなーって。
でも、事件が起こることは悲しいことだってちゃんと言えて。
理想的な探偵なんだろうなって思った。
そして、私は彼に勝てるのだろうかとも思った。
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作者名:ヒヨコ | 作成日時:2014年5月7日 0時