速報目黒蓮熱愛報道Ⅲ (ページ7)

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貴方様side

断られちゃった

荷物持ってきていいよって朝は言ってたのに

何があったんだろ

あ！明日は定期検診の日だった

蓮に着いてきて欲しいけど

最近は結婚の公表、私の引越しなどあって忙しそう

負担になりたくはないけど

ﾌﾟﾙﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

「あ、もしもし？」

？「はい」

「…え？」

？「あ！神崎さんですかー？」

「えっと…」

蓮「…おい！何してんだよ」

「れ、ん？」

？「あの、私蓮とお付き合いしてる、福原遥です！」

蓮「お前！何言ってんだよ」

「お付き合い？」

遥「だって、そうでしょ？」

「あの、えっと…」

ちゅっ

え？何この音

蓮「おい！」

遥「お取り込み中なので、用がないなら失礼します」

「え、あの！」

ブチップープープー

何が起こったのか理解できない

福原遥って、…え！福原遥？！

お付き合いって、私、婚約者ですけど…

さっきのリップ音が頭の中で繰り返される

嫉妬？寂しさ？裏切られたから？

何でかわかんないけど、途端に涙が溢れてきた

私と会わず、福原さんと会ってたんだ

それから3時間後

不在着信の通知がどんどん溜まってく

家に帰って来てて、今1人になったから改めてきちんと話を聞いて欲しいとか言いたいんでしょ？

浮気なんて…1番しないと思ってた

一途だって雑誌でも言ってたし

私はそっと、癒しを求めてテレビをつけて、知念くんを見つめる

「…大好きだったのに」

裏切られた喪失感と、一気に1人になった孤独感

その夜は一睡も出来なかった

ピンポーン

「…はい」

ガチャ

「え？なんで？」

深澤「やっぱり。知っちゃったんでしょ？あの二人のこと」

「え？」

深澤「泣いてるんじゃないかなって思って。阿部ちゃんに住所聞いて来ちゃった」

「あ、上がってください、」

深澤「俺もさ、昨日当たっちゃって、めめに。でも許されないことしてたの見ちゃったから」

「…そうですか、」

深澤「あんまり話したくないかもしれないけど、これから先、どうするの」

「公表、してもいいんですかね？こんな状態で」

深澤「ね？マジで許さねえ。2人の子供もいるって言うのに」

「ほんとですよね？ほんとに……泣」

深澤「大丈夫だよ」

優しく、包み込むように私のことを抱きしめてくれる

私のためにこんな…優しいなぁ

深澤「俺ん所いつでも来ていいから」

「それはダメですよ笑」