速報目黒蓮熱愛報道Ⅲ (ページ6)

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遥「どこが好きなんですか？神崎さんの」

蓮「全部」

遥「へー、愛されてますねいいなぁ」

蓮「なんで俺にさ、こうやって突っかかってくるんだ？」

遥「炎上させたいからに決まってるじゃないですか。デビュー仕立てのジャニーズ楽屋女優と熱愛なんて、マスコミはすぐニュースにしますよ」

蓮「そんな性格なんだな」

遥「そうですよ？皆さんが知らないだけで」

蓮「いつ、この約束終わる？お前に付き合うっていう約束」

遥「え？終わりませんよ？一生です」

蓮「は？今度はお前と熱愛報道出るだろ」

遥「それでいいんです。私、目黒さんのことタイプなんです」

蓮「俺はタイプじゃない」

遥「でしょうね。狂ってますもんね私。でも好きじゃない人と手繋ぐのはどんな気分ですか？」

蓮「最悪な気分」

遥「正直なんですね！笑まあいいです。ていうか、あそこであんな会話してるから悪いんですよ？おふたりが悪いんですから」

蓮「何をしたら気が済む？」

遥「私と目黒さんとの熱愛報道が出たらです」

蓮「は？なんなの」

遥「それまで、続きますから」

蓮「あっそ」

すると、こいつが急に、後ろを振り返った

遥「…キスして」

蓮「は？」

遥「早く！じゃないと…」

こいつに何言ってもダメだ

ちゅっ

すると、こいつは笑みを浮かべて笑った

遥「いつもこんな感じでしてるんですか？神崎さんと」

蓮「お前に関係ねえだろ」

遥「ま、そうですね」

深澤side

今日はAちゃんと会わないって言ってたけど…
まさかな

でも、気づいたら、俺はめめのあとをつけていた

入っていったのは誰もいないある公園

向かったのはブランコに座る女性の隣

まさかな…

深澤「…！」

2人の唇が一瞬だけ重なるのが見えた

あいつ、許さねえ

どっちも許さねえ

その光景は俺の脳裏に焼き付き、離れないでいた

…俺がAちゃんを守りたい

ﾌﾟﾙﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

蓮「もしもし？」

深澤「お前、何考えてんの」

蓮「え？」

深澤「俺、見たんだよ…さっき」

蓮「……」

深澤「サイテーだな。そんなやつだと思ってなかったよ」

蓮「あの、これには理由があって…」

深澤「理由あっても、好きなやつとしかあんなことしたらダメだろ。お前そんなこともわかんねえのか？」

蓮「…ふっかさん」

深澤「Aちゃんのこと泣かせたら、許さねえから」