あの手この手でブラック本丸の審神者をお仕置き！ [刀剣乱舞]

大切な家族 ページ34

先程の部屋に一期一振を連れていく。
足で開けて入室した。


小絵「おい、一兄を連れてきてやったぞ」

乱「！！一兄…一兄っっ！！！」

涙を流して小絵が降ろした一期一振のもとへ駆け寄る。
ほかの短刀たちも一期一振に近づく。


薬研「てめぇ…一兄に何をした！！！」


小絵「喚くな。気絶さてただけだ」


小絵は一期の右腕を掴み、外れていたかたを元に戻した


ゴキッ



乱「！！？」


小絵「安心しろ、時期に目覚める」

なんて言ってるのもつかの間、一期一振からうめき声が聞こえた



小絵「…」


秋田「一兄が苦しそうに呻いてます、助けて下さい」


小絵「…小絵だ。手伝え」


小絵は薬研と一緒に一期のふくを脱がし、傷だらけの体を拭いてやった。

平野と前田でこの本丸の見取り図を書いてもらい、乱と秋田は小絵と薬研のお手伝い。

小絵「.....お前達は、一兄が大好きなんだな」

薬研「あぁ、.....ｱﾝﾀには、家族は居ないのか？」


それを聞いた瞬間、胸が傷んだ。

脳裏を過るのは.....あのときなぜかはわからないけど、殺してしまった父の死体


小絵「..........居ない」

薬研「.....ｯ。すまねぇ」

小絵「構わん、あの男は.....死なねばならん人間だったのだ

.....ここからはお前が拭け。男のものに触れる気はない」


そう言っては部屋を出ていった









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家族なんぞ.....ただの飾りにすぎん

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