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どうしたんだ？とひとり状況が掴めていない私をよそに、彼らの会話が続く。
深「お前らさー、もーふざけんなよー」
渡「ふはははは！！！」
辰哉くんを見てなにやら大爆笑している男の子と、そんな彼と辰哉くんを見て苦笑いしてる人。
どうやら後ろのテーブルのその二人は、辰哉くんの知り合いだったらしい。
彼がここまで砕けた話し方をするのは初めて見た。
岩「俺はしょーたがふっかのこと追いかけるって言うから渋々着いてきただけだから」
渡「あ！おまえ、俺を売んなよ！」
"しょーた"と呼ばれた、さっき私と目が合った人が後ろに座るもう一人の男の子に向かって声を上げた。
なんだろう、もう、なんか色々とついていけてない。
そんな私に気づいたのか、「あ、」と視線を戻した辰哉くんが顔を覗き込み、困ったように眉を下げた。
深「A、こいつら俺の友達。渡辺翔太と、岩本照」
その声に後ろの2人がこっちを見た。
さっきあんなシーンを見られてしまったから、ものすごい恥ずかしさがあるけれど、紹介されてしまったからには答えないと、と私は小さく声を出す。
『………は、じめまして、』
その言葉に渡辺くんが、ん？という顔をした。
その数秒後、思い出したかのように口を開く。
渡「あ、そっか。なんかふっかから話聞きすぎて、初めましてな感じしなかったわ」
『……話？』
渡辺くんに向かって首を傾げたら、その後ろに立っている岩本くんはふっと音にはしない笑いをこぼした。
そしたら辰哉くんはなんでか少し焦ったような顔をして。
渡「いやこいつさ、「はいはい、いま俺とAの時間だから邪魔しないで欲しいんですけどー」
そう、言葉を紡ごうとした渡辺くんの言葉を遮った。
その耳がほんのり赤いように思えたのは、私の気のせいなんだろうか。
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こゆき(プロフ) - さゆさん» コメントありがとうございます…！更新頑張ります！！ (2020年11月29日 10時) (
レス) id: 7e9ebf3478 (このIDを非表示/違反報告)
さゆ(プロフ) - 楽しいです！更新楽しみにしてます(^^) (2020年11月26日 23時) (レス) id: 04307595de (このIDを非表示/違反報告)
こゆき(プロフ) - (名前)ひなさん» いつもありがとうございます…！自己満の拙い作品ですが、好きだと言っていただけて本当に嬉しいです！さらに楽しんでいただけるよう、更新頑張ります…！ (2020年10月18日 0時) (レス) id: 7e9ebf3478 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)ひな(プロフ) - うわあ新しい作品もめちゃめちゃきゅんきゅんします…！！ほんとにこゆきさんの小説好きすぎて…毎日見てます！！しぇあはうすの住人もハニーシュガーの誘惑も楽しみにしてます＾＾ (2020年10月12日 16時) (レス) id: cc80ef896f (このIDを非表示/違反報告)
こゆき(プロフ) - さーたんさん» コメントありがとうございます…！描写とても考えながら書いているので、そのように言っていただけてとても嬉しいです！今後もよろしくお願いします…！ (2020年10月11日 21時) (レス) id: 7e9ebf3478 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こゆき
| 作成日時：2020年10月5日 23時
