第7話 ページ8
「じゃなあ練習終わり」
「「「ありがとうございました!」」」
「Stellaの練習凄かったよ!」
「陸さんありがとうございます〜あやか、アイナナの皆が居て緊張しちゃいましたっ」
周りの声が聞こえにくい
視界がぼやけてくる
なんで?
頑張ったのに
どうして認められなかった
どうせアイツはこんな私を見て嘲笑ってるんだろうな…
どうせ私にはアイドルもリーダーも向いてない。なんで私なんかがアイドルに?しかもリーダーに?
自分でも分からないや……
アイツはなんでも完璧だ……口が悪い所以外は
だから私のことをなんとでも言えるんだろうな
アイツだけじゃなくてりんも彩香も完璧でなんでもできる
それに比べて私はどう?
何にもできないじゃない
気付いたらレッスン室を出て走ってた
どこに行くのかも分からず走ってた
多分あの空気の中にいたくなかったからだ…
「ちょっと、星川さん!待ってください!」
「うるさいっ!話しかけないで!完璧なあんたには私の気持ちなんか分からない!」
私は走っていた。ひたすら、ガムシャラにあてもなく走っていた。多分あの空気の中にいたくなかったからだとおもう。
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鈴音あさひ@元結萌♪(プロフ) - Rituさん» あ!そうですね!ご指摘ありがとうございますぺこ (2018年4月2日 8時) (レス) id: 8426fd7b26 (このIDを非表示/違反報告)
Ritu(プロフ) - あの、17話になってるのですが、16話ではないのでしょか? (2018年4月2日 1時) (レス) id: 34e9386414 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:鈴音あさひ | 作成日時:2018年3月19日 17時