かにパン泥棒。 ページ8
今日は、合宿最終日の朝。
いやー、今まで色々あったねーぇ!!
音駒の人達とは仲良くなったし、梟谷の人とも仲良くなりたいな〜！
機会があったら話そっと。
朝型で真面目なマネージャーちゃんはもう起きて…………
「Zzz……」
白福さんがまだだった。
「起きて雪絵ー！！」
と雀田さんが叫んでもビクともしないので、烏野マネは外に出てった。
食堂でいつものように朝食を準備して、皆より少し早めのご飯。
そして、皆が来た。
めっちゃあくびしてる。
………なのに。
「Aーーーーーっ!!!」
ボフッと翔陽が後ろから飛びついてきた。
相変わらず元気だね〜
そしてそれを、飛雄くんが引き剥がす。
「そういえば、菅原先輩のリュックから持ち歩いてるかにパンがゴッソリ無くなってたらしいけど、それ、お前か？」
と飛雄くんに聞かれた。
「え、そうだよ。」
「マジか、まあ黙っといてやるよw」
と笑われた。
飛雄くんとも仲良くなったな〜。
…でも、かにパン取りに男子棟に入って、最初に入った部屋が梟谷の部屋だったことはビビったな〜。
あと、烏野の部屋に入って床が鳴って、翔陽がピクッてなったのも。
すると、誰かに肩を叩かれた。
ふと後ろを見ると、孝支が燃えていた。
うげっと声が漏れる。
「お前………かにパン食べたろ………」
目が赤く光ってる。
ジャン○マンガのやつじゃん！
「…………な、なんでそれを…」
「かにパン食う犯人なんてお前しかいないじゃないか。」
「ノ、ノヤ先輩は…？」
すると、孝支は私に向って走ってきた。
「お前“なんでそれを…”って言ったじゃねぇかぁぁ！！1日一個って言っただろ！」
「あああ！ゴメンナサイー！」
今日も、愉快な一日が、スタート………スタート………す…る？
「赤葦！俺もあそこ入りたい！」
「あー、俺も。」
「木兎さんも木葉さんも大人しくご飯食べてください。」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 181人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
